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喉元すぎれば

人生は小波の連続

ある日突然ピンチが訪れる。他者からみれば大したことないと思われるようなことでも、本人にとってはダメージなのだ。原因はほとんど自分の撒いた種のことが多い。仕事も悪い趣味も環境に我慢できない自分の撒いた種なのだ。誰も助けてはくれない。しかし不思議なもので時間が解決してくれることが多い。

大波が来た友人たち

たとえば大病を患ったり、経営していた会社が倒産した社長。まわりは心配するが、時間とともに回復していく。それなりの対処が人生の時間を修正していく。残念ながら大病で亡くなってしまった友人もいたが、残されたもの達もそれなりに人生を過ごしている。

喉元すぎれば

小波に打ちのめされて途方に暮れることが周期的にやってくる。なんとか活路を開いて、もう今後は心を入れ替えて絶対にこんなことはやらない。って誓う。やがて上昇トレンドに入るとどん底のことを忘れて再び同じ事を繰り返す。前回の小波が免疫になって此処までは大丈夫って自分でボーダーを設定している。
喉元すぎれば熱さを忘れる。

振り返ると

自分の人生を振り返り、小さいころから現在まで、集団生活や恋愛や趣味、職歴など小波に押されて、流されて同じ状況で同じ対応し、同じ行動をとっていたことに驚かされる。辛抱強くもあり、飽きっぽくもあり、流されやすく見栄っ張りで変に正義感があり、ミックスジュースのまま変わらず過ごしてきた。

小波を自ら誘発する人へ

生まれ持った性格は変えようもないけど、自ら小波に飛び込む必要はありません。自分の受けた感情は一度冷静になって整理して受け入れましょう。突発的な条件反射で対応すると損をしてろくな事にならないことが多い。一時の我慢ができず「こんな会社やめてやる」なんて人は損します。
感情があるから人間で面白いですが、ほとんど感情が人生を支配しております。
喉元過ぎても後から熱さがやってくる。

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