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話を聞くこと

通級に入級しているけれど、昨年度は1度も利用しなかったという児童がもう一人いる。

初めましてを兼ねて呼ぶ。
気に入ってくれた様子だったのですが、次の日。
「お母さんが行かないって言ってた」
え!
入級しているのに利用しないとはどう言うことですか?と思う。

今日はそのお母さんと面談した。
怒られるかと思ったのだけど、教室でイライラした時にクールダウンの場所として利用したいとのこと。
だから抜き出しはしないでほしい。
よくよく聞いていくと、SSTの指導が有効では?と思うのだけど、保護者が指導はいらないとのことなので。

授業中に抜かなくても、朝学習や昼休み、放課後のちょっとの時間。
月に一度のコミュニケーション。
色々やり方はあるんだけどな。
そこまでは言えなかった。
もっと指導に自信をつけたい!

でも、お母さんとお話できたことは良かった。
別の子からは、利用しなかったのは、通級からのアプローチがなかったからでは?というニュアンスのことも言われた。(入級していても来ない人が多すぎる!)

そうかもしれない。

利用しないと言っていても、こちらから声をかけることは必要。
そうでないと本当に困った時に言えないよね。とわかった。

今回のお母さんは、通級の先生とお話しできてよかったともおっしゃっておられた。
担任とは違って、なかなか会う機会もないのが通級担当。
担任の先生、子ども、保護者にもドンドンアプローチしていかなくちゃと学びました。
利用してない子ほど、気にかけてあげることも。

そもそも、通級の利用の仕方が間違っているんだけど、(入級して利用しないって何よ!)どんな説明を学校がしたのかも謎だけど、これは来年度への課題。
利用しない子の支援計画ってどうするん?って今気づいた!

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