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どうして「信州」?

そうなんです。
私にとってはどうしても「信州」。
「長野」ではないんです。

長野は、行政の決めた都道府県。
でも信州は、昔からの国の名前です。
だから、信州。

スペインでも、同じ好みです。
「カスティージャ・ビエハ(旧カスティージャ」という区分が好み。
昔のカスティージャ王国の名残りを示す名前だから。
都道府県ではなくて。

つまり、文化圏と言ってもいいと思う。
「ドゥエロ川流域」とか、「タホ川流域」という分け方も好き。
風土だから。

それで行くと、信州でも「千曲川流域」という区切り方は嬉しい。
山で区切られ川で繋がるのが風土であり。
そこに固有の食文化が生まれるのだから・・・。

で、「信州・食の未来フォーラム」。
信州という風土を愛し、そこに根付いた食を大切に愛しみながら、
気持ちは世界に向けて。
そんなフォーラムにしたい。
都道府県には関係ないのです。

信州はとても広くて、
端から端まで、車で3時間以上行ってもまだ続いてます。
なかなか踏破できない私です。
それでも、だんだん広がっていく友達の輪。
フォーラムのために繋がってくれた仲間の輪。
みんなと会うのにもあっという間に車で1時間は走っています。
これがまた楽しい!
風土が変わっていくからワクワクします。

そんな信州の食を、まだまだ全部は把握できていないけれど、
ほんの少しずつ輪郭が見えてきました。
ここには、ほおずきを作る仲間がいる。
こっちには、養豚の方が。
そっちの山の上では、生ハム作り。
川沿いに行けばワイナリー。
仲間のいるところを繋いでいくと、
少しずつ信州が見えてきます。

ここに、もっとたくさんの仲間を集めたい。
和歌山から。大阪から。
東京から。三陸から。
何が見えてくるのか?
何が重なり合い、何が離れているのか?
それが知りたい。

きっと、何かが見えます。
それをみんなにも一緒に見て欲しい。
そのためのフォーラムです。
来てください!
秋の御代田へ。

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