見出し画像

ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア3日目・数学

前回おつたえしました2回目の日程である入学資格試験(アビトゥア)の英語の筆記試験が終わったと思ったら、その日の夕方からは次の試験である数学の試験準備のための高校の数学の先生が企画したラストミニッツ数学ワークショップキャンプへ。

2泊3日の日程で、受験生の娘はベルリンから電車で1時間ほど北へ向かったブランデンブルク州の田舎町へ出掛けて行きました。

参加した生徒さんは、おおよそ80名とのこと。こちらは高校生活最後の旅行ともなりますが、3食事付きで日中は数学ワークショップ、夜は夕食後におしゃべりパーティーもしたりと、メリハリのある楽しい時間だったようで、試験への恐怖?は吹き飛ばすことができたそう。

問題の解き方もしっかり習得できたし、自信をつけるとともにリラックスもできて、メンタル面にもとても良かったようで何より。試験準備はより多くの問題を解くテクニックを習得することも、頭を働かせることも大切ですが、メンタル面の準備もいかに重要なことであると改めて思いました。

次の数学試験の準備もできたようで、あまり好きではない科目である数学の試験に対しての不安はほぼないというくらい、安心して帰ってきました。

数学キャンプに行く前は問題を自分で解いてみたり、数学の得意な友人と一緒に勉強して解き方を教えてもらったり、YouTubeチャンネルで数学の試験対策の素晴らしいチャンネルを見つけてモチベーションを高めたりしていましたが、最終的にはこの数学試験準備キャンプでさらなる自信がついたそう。

さて、本番の数学の試験時間は4時間半。時間が足りなくて解けなかった問題が一つあったとのことですが、そのほかの数学の問題は解けたとのことで、総合的には満足のいく方向に行ったとのこと。本当に良かったです。

次は、心理学のプレゼンテーションの試験があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?