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クロアチアから伝えたいこと盛りだくさん #1

クロアチア旅日記 NO.2 

今回クロアチア編No.2では、クロアチア到着日に起こったことをもっとお伝えします。

アパートメントホテル前の駐車場に夜の6時半ごろ到着すると、クロアチア人オーナーらしきの海の男的な筋肉質の若い男性が出迎えてくれ、荷物を運ぶのを手伝ってくれました。ステイ先のアパートはその彼のガールフレンドのご両親の所有物であり、その彼女が英語を話せるのでゲストとのコミュニケーションを担当しているとのこと。2人ともとてもピュアで可愛い人たちです。

アパートメントホテルに入ると、別の島の山脈の壮大な景色と青い海、そしてお庭産のぶどうとイチジクがウエルカム。

ウェルカムフルーツのお庭産のイチジクとぶどう
お部屋から広がる壮大な景色。遠くの山脈は別の島。



到着後、まずは歩いて300メートルくらいのビーチまで散歩。小さな石のビーチでその先の海岸沿いの散歩道は1キロくらい続いていて、この辺にステイする人か、ご近所さんしか訪れないような静かなビーチのようです。


海岸沿いの散歩道で、そのまま右側の海に入ることも可能

この日はビーチの反対側に沈む夕日を眺めてから、ステイ先までの帰り道歩いていると、ご近所さんの木のたくさんの無花果(イチジク)を夫が発見!

外の庭でのんびりとくつろいでいたおうちの人に、
「これとってもいいですか?」と聞きました。

「もちろん、どうぞ。あっ、ちょっと待って。」というお返事が。
地元の彼らとのコミュニケーション言語は英語です。

その後、そのおうちの家族3人くらいで無花果を収穫し始め、なんと私たちにビニール袋に入れて大量の無花果を持たせてくれたのです!

なんて素敵なクロアチアの人たち。感激です。その日の夕食は甘くてジューシーな無花果食べ放題でした。クロアチア産の無花果はお初で、とても甘い、美味しい!ベルリンでもトルコ産の無花果をよく購入しますが、甘さが全く違いました。

夫は、レバノン出身で子供の時はこうやって近所の無花果やなし、ザクロなど、ご近所さんの木から収穫してその場でよく食べていたそうで、
去年イタリアの田舎に行った時も、道になっているフルーツを(もちろん家主の人に聞いてからですが)収穫しながらその場で食べるっていうことをしたりしていました。チェコでも道沿いになっている青りんごをとって食べていました。果実園のフルーツ狩りに行くのではなくて、大自然で収穫するということが大好きなのです。

散歩道に野いちご発見・この暑さですでにちょっと乾燥してました

夫は、クロアチアで道を走っている時にも時々、空気の匂いがレバノンみたいだ、とつぶやいたり、エネルギーが貯蓄されていく感じで嬉しそう。

なので、私たちの今までの夏の休暇行き先というと、我々は暖かい・むしろ暑い気候と海が大好きなので、やっぱりイタリア・トスカーナ地方やマヨルカ島などの地中海地方が多かったのです。それとは逆に、ベルリン出身の方は暑い気候が苦手な人も多く、夏の休暇は逆に涼しい北の地方へ、主にオーストゼーと呼ばれるドイツ北東地方の海岸、北海、スェーデンにいく人も多いようです。

さて、夫の生まれ故郷のレバノンは今ちょっと情勢が良くないのでしばらく帰国しておらず、彼曰く生まれ故郷に帰ったら帰ったでストレスが溜まるらしく、ヨーロッパの地中海地方で幼少の頃の記憶を蘇らせています。

幼少の頃に好きだったことを大人になってもするとか、子供心に戻ることも大事ですよね。自分のルーツに戻る瞬間というか、自分が好きなことをする時間を増やすことが一番の幸せね!と当たり前のことですが、感じました。


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