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ないものねだりで一生満足できない

恋人が欲しい
でも恋人が手に入ればフリーの方が楽しいと思う
忙しい毎日は嫌だ、仕事は嫌だ
でも何もタスクがない日常にも飽きてしまう
一人がいい、一人の方がストレスがない
でもずっと一人は寂しい
生きたくない
でも死ぬのは嫌だ

 今の状態はどっちに傾いている?
 自分はネガなのか鬱なのかわからないが、生きる意味を常に考え、今の現状の生き方に満足できていないのか、この先きっともっと幸せな瞬間がくるという希望を持って「じゃあ死なないで生きてみよう」と思っている。。。
楽しい日々もあれば退屈な日々もある。それだけの話かもしれないけれど、今楽しくなるにはどうすればいいのかと考えると「何をやっても満足できない」状況に気づいてしまった。

 例えば、よく学生にある「恋人がいれば今以上に幸せだろうな、、」という望みがある。でもいざ恋人ができてみると一人であった時に戻りたいと思ったりする。これを考えると人間はないものねだりで一生満足できないんじゃないかと思った。
 例えば、自分は就職活動を最近までしていたが、その最中はこれが終われば気が楽になって不満が解消されると思っていた。でもいざ終わってみるとそうでもない。むしろ適度に面接を受け、少しストレスがあった方が休日が嬉しかったり、達成感があった気がした。

 今自分の知る限りの中での「幸せ」がある。そして生きていればそれ以上の幸せがあると勝手に思い込んでいた。今やらなきゃいけないことや今の望みが解消されたとき、自分はもっと幸せになるのではないかと。でも果たしてこれは本当だろうか、その時はその時で何かしらの不満があってまた、一度望んだこととは矛盾した望みがある気がした。その時、私はこれまで以上の幸せはこの先に存在しないのではないかとふと思った。

 別の話ではあるが、インターネットが普及して便利になってどんどん進化するが、結局対面がいいよねとかなって進化が止まるタイミングがある気がする。便利にはなっているが働く量が減っているわけではないし、日本の幸福度は低いらしい。

やはり人間は今「ないもの」にどうしても憧れてしまう性質を持っている?それなら一生現状に満足できないんじゃないの?

 わからない。結局心が100%みたされる瞬間は来ないのかもしれない。でも生きる意味として「満たされる」ということとは別に、その時その瞬間の些細な「幸せ」や「楽しさ」があればいいか。


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