天才=欠点×X=(強み∩好み)×Y X≒Y 『天才の証明』 著者 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
1 問と答
問 天才とは何か?
答 自分の才能を見つけ、その才能を発揮できる場所にいる人
2 方法
①強みと好み
この2つが両立できる部分を見つけ、集中的に時間と力を注ぐ
得意で続けられる個性が見つかる。
②欠点の分析
欠点は特性
特性は個性(オリジナリティ)に成り得る
①や②が活きる場所を探し、磨き上げると個性は天性になる。
※ 他人から指摘された何気ない一言にヒントがあるかも
3 例
①中田敦彦(著者)
「お前と話しているとツボを買わされそうだ(笑)」という先輩からの指摘で著者は、自分の特性を知ったそうです。
そこから自分の得意なことは
見抜く力 と 伝える力
であること(強みと好み)を意識し、そんな自分に合った(個性を活かせる)やり方として試行錯誤の末に
授業スタイル
という方法に至り、YouTubeでの配信に力を注いだそうです。
②藤森慎吾(著者の相方)
藤森慎吾という方はとても
薄っぺらい
という人間性を持っていたそうです。
しかし先輩にその薄っぺらさを指摘されたことで、チャラ男という底抜けに明るいキャラクターを見出し、確固たる地位を得ました。
著者は自分では気づけなかった(引き出せなかった)相方の活きる場所があったのだと悔しそうに記しています。
4 結論
強みや好み、欠点など自分の特性をよく理解し、どうすれば自分の特性を発揮できるか、そして発揮できる場所はどこなのか。
適材適所を考え抜く。
と、いうことになるのでしょうか。
5 感想
自分の欠点はなんだろう。
そう考えたとき、よく奥さんに指摘されるのは、私が
嫌な性格
をしているということです。
失礼な話ですが、もっとも近くにいる奥さんが言うのですからきっと間違いないのでしょう。
嫌な性格……
まあ、間違いなく欠点の部類に入るであろう個性です。
さて、この個性を活かせる場所……困りました、なにも思いつきません。
少し掘り下げてみると私は
穿った見方をする
偏見や皮肉で物事を語る
という癖がある気がします。
なんだか自分で書いていてだんだん気が滅入ってきます。
例をあげると、職場で誰かがとても良い行いをしている状況を見て
ああ、点数稼ぎをしているな
とすぐに邪推してしまいますし、出世した後輩が部下を指導している姿を見て
偉くなったものですねえ
と、ニコニコしながら厭味ったらしく声をかけ、後輩が昔やっていた一発芸の話なんかをしてしまいます。
ん?……少し、わかってきたかもしれません。
では最後に、著者が才能を磨く方法のひとつとして記載していた箇所について触れてみます。
著者は、競艇の選手について言及しており、転覆を繰り返した選手だけがギリギリのバランスを知ることで限界を掴める、そういったことを繰り返す作業も大事ではないか、と記しています。
……著者は、有言実行で今もギリギリの限界を攻めているのかもしれません。
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