AirPodsってなんなんだろ？。
試聴したことは無いけど、初めて値段調べたら安いのでも2万円、高いのだと3万以上する。
それに値する音がするんだろうか？。
と、Amazonでのレビューを見てみた。
多い回答筆頭がノイキャン（ノイズキャンセリング）が凄い！。
次いで、iPhoneとの相性がイイ。
今どき、ノイキャンがついてないワイヤレスイヤホンを探す方が大変で、効き方にもいろいろ種類や特性があるのだけど、その辺には一切ふれてない。ただスゴイと言うだけ。
iPhoneとの相性って、、、意味不明。
Bluetoothで繋いでるだけなんで、どんなワイヤレスイヤホンでも合うんですけど。ほとんどのモノはAACに対応してるし。
普通、イヤホンやヘッドホンのレビューというのは、音質や音色のことや、ノイキャンにしてもどういう効き具合かが書かれているものだけど、AirPodsにはそういうのは一切出てこない。
『知らない』っていうのは怖いものだな～と思う。
まさに流行。
ただ流されてるだけ。
Appleだから間違いない！
そう、ある種、信者のよう。
Appleはコンピューター会社だからiPodやiPhoneまでは、まーわかる。
でも、イヤホン・ヘッドホンについてはなんの歴史も無い会社。
それでも、Appleだから！で２，３万円するものを買えちゃう。
そこにAppleの商売と、また購入する人の怖さを感じる。
iPodが出来た歴史をこの間テレビで紹介していたけど、東芝が世界最小のHDDを発表したことにAppleが目をつけ、それありきでiPodが製造された。
裏面の鏡張りのフォルムが印象的だったが、それも日本の技術。ある地方の町工場で熟練された技師によって製造されたもの。
iPhoneはよく写真映りが特筆されるが、あれにはSONY製のカメラ技術が使われている。
iPodもiPhoneも、日本の技術が無ければ製造されなかったもの。
それを知って使っている人がどれほど居るだろうか？。
ちょっと脱線しました。
イヤホンの話でした。
ずいぶん前にビックカメラの店員に話を聞きました。
AirPodsってどうなんですか？と。
AirPodsは別もんですね。
AirPodsを買いに来る人は、イヤホンじゃなくてAirPodsを買いに来る。試聴なんてせず、AirPodsだけを買いに来るんです。だから、レジ前にしか置いていないんだと。
そして、AirPodsからイヤホンデビューした人でも、気づく人は必ず他のモノに買い換えると。
AirPodsはすでにイヤホンではなく、ただAirPodsというモノのようです。他のイヤホンと並ぶことは無いのです。
モノを知らないって怖いですね。
周りが持ってるから！も怖いモノです。
ちゃんと自分で見極める力が今の日本には必要なんだろうと、この事例だけをとってもつくづく思います。
グローバルなんてまだまだ、、、。
まずは自分で価値を知る力をつける、模索する努力を怠らない力をつけないと。
今は小さいころから英語の勉強をするのだとか。
そんな子がグローバルに出る前に、日本がAppleに乗っ取られる方が怖い。
なんてことを思いました。

大谷なんて英語を喋れなくても、ずっとグローバル。
それには、それに必要な力を英語以外につけたから。
英語を話せるにこしたことは無いでしょうけど、それがありきじゃない。それを教えてくれる貴重なザ日本人な感じがするなー。
今、日本が必要としていることを体現してくれてる気がする。