筋金入りに身体が硬いです。筋金が入ってますから強度は十分です。

出来るだけストレッチを行うようにしています。

昔、ジョギングだけをして、ストレッチを一切していなかったら、歩行するのも大変なくらいに足へのダメージが溜まってしまったのですが、ストレッチを行うことで、だいぶ緩和することが出来ました。
やっぱりサボりがちにはなりますが、それでも出来るだけ心掛けてストレッチを行っています。

ストレッチについて色々と調べて、実践してみたなかで、思い至ったことがあります。

あまりにも身体が硬すぎて、ストレッチを行う姿勢を取ること自体が難しいのです。

これは、運動が得意だったり、そこそこ柔軟性がある人には、信じられないことかもしれませんが、身体が硬い運動オンチは、そのレベルで硬いのです。
舐めないでいただきたい。


そんなわけで、身体が特に硬い人向けて、ストレッチについて考えてみた話です。
とは言っても、基本は専門家の受け売りです。
その上で、運動オンチの実体験に基づいて考えてみました。


ストレッチは、姿勢も重要です。
身体の傾け方や足先の向け方などが、少し違うだけで、狙ったポイントの筋肉を伸ばすことができなくなります。
そのため、始める姿勢と、伸ばしたときの姿勢は、出来るだけ正確にキープしたいところですが、如何せん、身体が硬いとそれも簡単にはいきません。

そんな簡単なこと、と信じられないかもしれませんが、足を前後に広げるにしても、関節を十分に可動させていなかったり、姿勢を保つ筋肉が足りていなかったり、つい楽な姿勢を取ってしまったりするのです。

身体の動かし方、身体がどの程度、どの位、動かせるものなのか。
実感として、そこの部分から理解できていなかったと思います。
1箇所づつ、身体や関節の動かし方を確認するのが、手堅いかもしれません。

運動ができる人などは、自然と身につけていると思われますが、運動オンチには、残念ながら自然には身につかなかったのです。
だから、意識して理解していく必要があると思います。


身体が硬い人のストレッチは、まずは最初のポーズを正確に維持するから始めるといいと思います。
伸ばしたい筋肉が気にはなると思いますが、姿勢がずれていると、伸びる筋肉が変わってしまいます。だから、一旦置いておいて、ストレッチを行うための土台作りから始めるのです。

そんなところから?と思うかもしれませんが、そんなところが出来ていないから、身体が硬いのです。
身体が柔軟な人たちは、身体が硬い我々よりも、しっかりと筋肉が出来上がっていますし、関節や身体の動かし方が解っているのです。
出来ていない我々が、いきなり同等のステージに立てる理由がありません。

正しい姿勢を維持できるようになってから、ストレッチを始めて、身体の可動範囲を確認してみるといいと思います。
その辺りになって、ようやく本などで紹介されているストレッチ内容が、体感で理解できるようになってきたります。

ストレッチ本は、それなりに身体の動かし方を理解している人を前提としているので、筋金で強化された身体が硬い我々には、まだ少し敷居が高いです。


道が長く、面倒だと思えるでしょうが、しかし道を辿らなかったが故の、身体の硬さなのです。
一瞬で柔軟性を手に入れることは出来ません。
持っている人は何とはなしに辿っていたのと同じ道を、我々は今から辿っていかなくてはいかないのです。周回遅れもいいところです。もしも追いつこうとするのなら、どれほどスピードを出していかなくてはいけないのか。

ストレッチに限らず、歩き方や走り方などにも、同様の話が言えそうです。


ようやく暖かくなってきたので、少しは身体を動かしてみるといいかもしれませんね。
お時間をいただき、ありがとうございました。




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