人間の最大の大罪は不機嫌である

今日その人の机に飾られていたこの言葉にぐさっときた。この言葉はゲーテの言葉らしい。
不機嫌になってしまってたなと思い当たる節はいくつもあるのに、「最大の大罪」とまで言われてしまったら「ごめんなさい〜。」という気持ちになる。
別に悪気があって、なりたくて不機嫌になっているわけではないのに。じゃ、どこからくるのか。
一つはゲーテのこの言葉の解説で「不機嫌は伝染する」とあった。確かにそうかもしれない。何だか誰かのピリッとした空気を感じて窮屈に思うこともある。
もう一つは「こうしたい」よりも、「こうするべき」を優先した時に不機嫌になる気がする。その時は「したい」がはっきり見えてなくて「こべき」がはっきりしていて、その「べき」を機嫌良くこなすために変にエネルギーを使ってたりする。多分こっちの方がいいって自分を思い込ませるためのエネルギーかも?しれない。

大学のときのアルバイト先の人が「ご機嫌にいこう!」とよく言っていた。その時は「そうですね〜」ぐらいに思っていたけど、ご機嫌でいるには自分の感じていることをよく分かっていて外の世界と気持ちよきやり取りできるようになれたらいいのかなぁと、あの言葉を考え直したりする今日この頃。


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