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インターネット図書室で子どもが本に出会う場が広がる!

先日、ポプラ社から『ライラックのワンピース』について電子書籍化の話があった。インターネット上のブックストアで販売されることになるのだが、同時に打診されたのが、ポプラ社が中心となって展開している「電子書籍読み放題サービス『Yomokka!』」への掲載だった。

「Yomokka!」は、インターネット上の図書館みたいなもので、市の教育委員会や学校(行政)が一定の利用料を払うことで、契約した学校の子どもたちは好き放題に(自由に)本が読める。「Yomokka!」の公式ページを見ると、ポプラ社だけでなく、子どもの本を出版するほとんどの出版社が名を連ねていて、2023年10月現在の掲載数は34社の3,700作品。

子どもが本に出会う場は、家庭、学校、書店、図書館などだが、紙の本は置ける場所や量に限りがあり、しかも貸出中だと「読みたくても読めない」状況になるので、電子版図書室には可能性を感じた。「本」に出会う機会が広がり、読みたいときにすぐ読めるメリットは大きいと思う。
しかも電子書籍は本へのアクセスが手軽だ。デジタルを読んで、物語が好きになり「紙の本」を読みたくなる子が出てくるかもしれない。特に子どもの本は、表紙カバーのイラストや挿絵が大きな魅力なので、「好きになった本を実際に手に取ってみたい」と思う子が出てくることが大いにあり得るのだ。

「紙の本」と「電子書籍」の相乗効果になるといいなと思う。

■電子書籍読み放題サービス「Yomokka!」
https://kodomottolab.poplar.co.jp/mottosokka/yomokka/


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