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お月見とおばあちゃんとの思い出

こんばんは🧸

今日やっと涼しく…というか肌寒いくらいになりましたね🍂
先日はキレイな満月の中秋の名月でしたが、
お月見しましたか?🌝
我が家はみたらし団子頬張りながらお月見したのですが、お月さまを見ながらふと子どもの頃を思い出していました。

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私のおばあちゃんは昭和初期生まれ。
毎日欠かさず仏様にご飯をあげて、一年の行事は必ず行う信心深い人でした。
例に洩れず、お月見もそのひとつ。

毎年お団子をせっせと作ってはススキを一緒に取りに行き、縁側へお供えしていました。
夜は皆で座敷から「お月さま出てるー?」と覗き込んでお団子を食べる🍡
厳しいお家の中で行事は私の楽しみでもありました。
小学6年生になった頃、お友達とお月見パーティーをすることになりました。
おばあちゃんにそのことを話すともちろんNO!
お月見は十五夜と十三夜があり、二つとも同じ所で見なければならない。
ひとつだけは片月見と言って縁起が悪い。
確かそんな感じの理由だったと思います。

お年頃の女の子としてはお友達との約束は重要事項。絶対に行きたくてかなり反抗しました。
不貞腐れて怒って何度も「絶対に行く!」と言い張っていたので、その時は母親も
「行かせてあげたら?」と味方になってくれました。

初めてお友達のお家で迎えたお月見🌕
お菓子をたくさん買って、嬉しさと楽しさで何とも言えない甘い思い出となりました♪
涼しくなって少しキリッとする空気と鈴虫の音色。それからお月さまに照らされて明るい道を自転車で帰ってきたのを覚えています。

あの時は友達と過ごしたくて必死だったけど、
あの年のお月見はおばあちゃんどんな思いで過ごしたのかな。
ずっと孫たちと賑やかに過ごしていたお月見は姉も中学生になってきっと参加していなかっただろうし、私も友達のところへ行ってしまって静かな日となったんだろうな…と想像してしまいました。

今年は私も自分の子供たちとお月見をしたけれど、いつかは成長して一緒にお月見なんてしてくれなくなるんだろうなー。
「ママ、お月さまキレイだね!」と言ってくれる息子を見ながら今この時の幸せを存分に味わおうと思った日でした。


まんまるお月さま

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