相続31【錯綜する言い分】
従兄弟が不動産引き受けを了承した電話の後、私は間髪入れず叔父へ連絡した。
久し振りに聞く声は弱々しく意外だったが、私は冷静に叔母の状況をを伝えると、彼の語気が一変する。
「電話しても繋がらん」と彼の訴えに接し、従兄弟の話と大きな食い違いに私は困惑した。

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