20230829 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、36手目△33銀まで

本譜は▲59飛△75銀▲同銀△同飛▲54歩△同歩▲同飛と進んだ。
いい勝負だと思うのだが、飛車を一度引いてから5筋交換する手順に対局中も違和感があった。
ここは素直に▲54歩とすべきで、以下△同歩▲同飛△53歩▲58飛△75銀▲同銀△同飛▲55飛、が一例で先手微有利。

図②、44手目△13角まで

本譜は▲15歩と端角を攻めに行ったが、いつでも△53歩とされると先手で飛車を追われることになる状況を何もしないのは良くなかった。
ここは▲53銀とすべきで、以下△64銀▲42銀成△同玉▲53歩△51歩▲15歩、が一例で先手有利。

図③、64手目△64桂まで

本譜は▲59飛としたが、玉が左に逃げると飛車の利きを遮ってしまい55の角が取られてしまうことにより、玉の動きに制限がかかってしまい良くなかった。
ここは▲58飛とすべきで、以下△17香成▲12銀△28成香▲21銀不成△31玉▲15桂△22銀打▲12銀成△51金▲52歩△同金直▲21と△41玉▲22と、が一例で先手優勢。

図④、84手目△33同金右まで

本譜は▲54飛としたが、大事な守備駒を自ら動かしてしまう悪手だった。
ここは▲33同角成とすべきで、以下△同金▲42銀△75角▲66香△48角▲同玉△56桂▲同銀△42角▲41金、が一例で先手優勢。

実戦はその後、後手が△65角と飛銀両取りに打ったのが緩手で、その1手を活かして相手玉を寄せ切って勝ち。

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