トミエルブラッドエッジ

初めまして。トミエルです。 将棋が好きで、ここに書くのは日々の対局の振り返りになります…

トミエルブラッドエッジ

初めまして。トミエルです。 将棋が好きで、ここに書くのは日々の対局の振り返りになります。 将棋の内容としては、主に中飛車になると思います。

最近の記事

中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は△12香として相手の角の利きから逃がしたが、その分相手から▲24歩の1手が入ってしまったので、あまり良くなかった。 ここは△46飛とすべきで、以下▲同歩△37角成▲18飛△46馬▲53桂不成△同銀▲57銀△36馬▲11角成△45桂、が一例で難解な形勢。 本譜は△86桂~△87銀と攻めていったが、お互いに駒を取り合った局面でこちらの持ち駒に斜め駒がないため相手玉が詰まないのに、こちらの玉は▲83桂成からの詰めろがかかってしまい、

    • 中飛車対向かい飛車

      自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は▲88飛としたが、次の狙いに乏しくいまいちだった。 ここは▲36歩とすべきで、以下△24角▲57角△33桂▲37桂△35歩▲同歩△同角▲36歩△24角▲66歩△34銀▲65歩△同歩▲75歩、が一例で難解な形勢。 本譜は▲84同角としたが、△83香とされて角と飛車を両方いっぺんに狙われてしまい良くなかった。 ここは▲84同飛とすべきで、以下△83歩(△83香は▲同飛成△同玉▲26香)▲87飛△23香▲93歩△51角▲94

      • 対三間飛車 力戦形

        自分が後手、戦型は相振り模様の出だしからこちらが工夫して力戦形になった。 本譜は△42玉として居玉を避けたが、ここはこれまでの手を活かすためにも△86歩とした方が良かったかもしれない。 以下、▲54飛△42玉▲84飛△同飛▲同角△87歩成▲83飛△82飛▲63飛成△72銀▲83歩△63銀▲82歩成△78と▲同金△74飛▲83飛△78飛成▲63飛成△52金右▲61龍△51歩、が一例で難解な形勢。 本譜は△35銀としたが、▲66角とされて、陣形が不安定な状態で大駒総交換するの

        • 中飛車対丸山ワクチン

          自分が後手、戦型は中飛車対丸山ワクチン。 図①の局面は、こちらが逆棒銀からの仕掛けを狙ったところに角を打って牽制してきた場面。 本譜は△32金~△44角として、あくまで逆棒銀からの攻めを狙ったがその間に先手も受けの形を整えていたので仕掛けがあまり上手くいかなかった。 ここは角を打たせたことに満足して△94歩から駒組するべきだった。 △94歩以下、▲46歩△64歩▲86歩△52金左▲79玉△74歩▲47銀△63金左▲87銀△73桂、が一例で互角の形勢。 初志貫徹で仕掛けたも

          中飛車対居飛車△63銀型持久戦

          自分が先手、戦型は中飛車対居飛車△63銀型持久戦。 本譜は▲45同銀としたが、ここは▲44角と金を取る手があった。 以下、△同角▲45銀△99角成▲44歩△46歩▲43金△同飛▲同歩成△同銀▲82飛、が一例で先手有利。 本譜は▲54角としたが、△44飛▲81角成△47歩から逆に攻められる展開になってしまい、あまり良くなかった。 ここは▲54銀とすべきで、以下△42飛▲53角△52飛▲64角成△57歩▲同金△35角▲58歩△62飛▲53馬△同角▲同銀不成△82飛▲45飛△同

          中飛車対居飛車△63銀型持久戦

          向かい飛車対三間飛車

          自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。 本譜は△93同桂としたが、そうしたなら▲76銀に対して△27歩▲同銀△21飛として次に△26歩を打つ狙いを見せた方が良かった。 また、ここで△21飛も有力で、以下▲27歩△93桂▲76銀△15歩▲同歩△17歩▲同香△25桂▲46歩△17桂成▲同銀△18歩、が一例で後手有利。 本譜は△29と、としたが、そこで▲54歩~▲46桂と攻められていたらしばらく受ける展開になってしまっていた。 ここは△27歩成とすべきで、以下▲54歩

          向かい飛車対三間飛車

          中飛車対△63銀型居飛車穴熊

          自分が先手、戦型は中飛車対△63銀型居飛車穴熊。 図①の局面からは2つの方針が選択できた。 1つ目は▲78飛から石田流に組み直すこと。対局中はこれを想定していたものの、7筋交換の前に△84飛を間に合わされてしまい、△74銀~△75歩の変化を与えてしまった。 2つ目は▲58金左△84歩▲77桂として、次に▲65歩からの攻めを狙うこと。 △85歩から飛車先を突破されてしまうようでも、▲65歩からの攻めの方が早く、相手は囲いが完成していないので強い戦いが出来ない。 この2つの

          中飛車対△63銀型居飛車穴熊

          中飛車対居飛車穴熊

          自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。 本譜は△56歩としたが、▲88銀△65歩▲56金△66歩▲64歩と進むと飛車が抑え込まれる展開になってしまうためあまり良くなかった。 ここは△65歩とすべきで、以下▲88銀△66歩▲同金△56歩▲67歩△95歩▲75歩△65銀▲同金△96歩▲66金△97歩成▲同桂△同桂成▲同角△85桂、が一例で後手微有利。 本譜は△66歩としたが、▲56金とされていまいち成果がなかったし、歩切れが痛い展開になってしまった。 ここは△95歩とすべきで

          中飛車対向かい飛車

          自分が後手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は△35歩から歩交換をしたが、ここは一旦△82玉とした方が良かった。 以下、▲28玉△14歩▲96歩△74歩▲16歩△73銀▲27銀△72金▲38金△94歩、が一例で形勢は互角。ただ、後手からの仕掛けは少し難しいのに対して、先手は▲95歩あたりから動くことが可能なので、若干先手ペースなのかもしれない。 本譜は▲54飛を防ぐために△74歩としたが、▲82歩△73桂▲81歩成△同銀▲75歩の攻めが厳しく、形勢を損ねてしまった

          相中飛車

          自分が後手、戦型は少し変則的な相中飛車。 本譜は△26歩から歩交換をしたが、ここは相手が▲37桂と早めに跳ねていることに着目して△15歩とした方が良かった。 以下、▲同歩△同香▲17歩△52金左▲69玉△24角▲16歩△同香▲同香△15歩▲同香△同角▲79玉△26歩▲同歩△同飛、が一例で後手微有利。 本譜は△71角としたが、▲53歩が厳しい一手で、かつ桂馬が残っているため▲46角~▲55角の攻めが厳しく、形勢を損ねてしまった。 ここは△18歩成とすべきで、以下▲53桂成△

          中飛車対力戦

          自分が後手、戦型は中飛車対力戦。 本譜は△51飛と無難に指したが、ここは△39角と踏み込む一手があった。 以下、▲38飛△57角成▲56銀△同馬▲47角△46馬▲57歩△33桂、が一例で形勢は互角。 本譜は△56歩としたが、▲66角△57角▲55歩と進んでみるとせっかく打った56の歩を助ける手段がなく、こちらの攻めが失敗に終わってしまった。 ここは△42銀と自陣の整備をすべきで、以下▲96歩△32金▲56歩△94歩▲66歩△82玉▲68玉△72銀、が一例で形勢は互角。

          中飛車対居飛車穴熊

          自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。 本譜は△同桂成としたが、▲同金△62飛▲64桂と進んでいたら少し抑え込まれ気味の展開になってしまうので良くなかった。 ここは△62飛とすべきで、以下▲64歩と抑え込みを狙ってくれば△54金から手厚く押し返しをして後手良し。また、▲67歩と低く受けてくれば△77桂不成▲同桂△64歩▲36歩△84歩▲37桂△63飛▲45桂△42角▲65桂△85歩▲75角△44銀、が一例でじっくり指して後手良し。 本譜は△76銀成としたが、角取りではある

          中飛車対居飛車穴熊

          相中飛車

          自分が先手、戦型は相中飛車。 本譜は▲86飛としたが、ここは▲54飛とした方が良かった。 4段目に飛車がいれば端攻めも狙えるし、いざとなれば▲44飛~▲43角とかで攻めることも出来る。 ▲54飛以下、△33桂▲95歩△同歩▲74歩△26歩▲同歩△74歩▲93歩△77銀不成▲同銀△25歩▲同歩△15桂▲53銀、が一例で先手有利。 本譜は▲93銀から攻めていったが、少し無理筋だったようだ。 ここは▲66銀とすべきで、以下△42金▲95香△92歩▲74歩△同歩▲75歩△53角▲

          第49期ゆかなか順位戦A級 対牛島カヲルさん

          自分が後手、戦型は相中飛車。 本譜は△56飛と歩を取ったが、これは▲65銀で飛車が助からないのを見落とした悪手だった。 ここは△21飛とすべきで、以下▲58金左△15歩▲同歩△17歩▲26銀△36歩▲同歩△79角▲87飛△24角成▲17香△25銀、が一例で後手微有利。 本譜は△42金と飛成を受けたが、▲21飛と打たれて次に▲61飛成~▲51飛成の攻めが受けづらく形勢を損ねてしまった。 実戦はそこで△53銀としたが飛車取りを放置して▲11飛成とした手が好手で、こちらはこれ以

          第49期ゆかなか順位戦A級 対牛島カヲルさん

          中飛車対へな急

          自分が後手、戦型は中飛車対へな急。 この局面は一目△53角として次に△64角~△56歩の攻めを狙ってみたいところだと思ったが、▲55角と出られる手が気になって、実戦は△62角としてしまった。 それですぐ悪くなるわけではないが、やはりここは△53角の方が良かったようだ。 以下、▲55角には△54銀▲46角△44歩▲56歩△45歩▲68角△42飛、▲68銀には△64角▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲26飛△82玉▲46銀△72銀▲47金△54飛、がそれぞれ一例で互角の形勢。 本

          中飛車対向かい飛車

          自分が後手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は△45同桂と攻めを継続したが、ここは△82玉とした方が角のラインを気にせず攻めることが出来るので良かった。 以下、▲88飛△45桂▲46歩△37桂成▲同銀△45歩▲同歩△同銀▲46歩△同銀▲同銀△同角▲同金△同飛▲26角△54金打、が一例で難解な形勢。 本譜は△62金としたが、▲65歩~▲55角の攻めが厳しく、形勢を損ねてしまった。 ここは△44歩と角の利きを止めるべきで、以下▲65歩△47銀▲55角△58銀成▲同銀△