第23回まくり杯②

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、46手目△24銀まで

本譜は▲36金として35の歩を守ったが、そこで△13角▲68角△86歩▲同歩△35銀▲同金△34歩、と進むと金が動くと角を取られてしまうし、そのまま△35角と取られると相手の飛車の捌きも見えてくるので難しい将棋だった。

ここは▲68角とすべきで、以下△13角▲39飛△35銀▲75歩△同銀▲同銀△同歩▲74歩△65桂▲同銀△46銀打▲73歩成△36歩▲56銀△84飛▲25銀△86歩▲36銀△同銀▲46角△同角▲同金△37歩▲同桂△同銀成▲同玉△57角▲48銀、が一例で先手有利。

実戦はその後、玉頭方面に厚みを築き、そのうえで逆方向から攻めて着実に寄せの網をしぼり、勝ち切った。

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