20231124 81dojo

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、36手目△75歩まで

序盤相手が端歩を挨拶してこなかったので、こちらが1手遅れてる形になっている。
本譜は▲59金左として、自陣の離れ駒をなくしてから攻めることを狙ったが少し甘かった。
ここは▲74歩とすべきで、以下△65桂には▲73歩成△同銀▲65銀△86飛▲同歩△87角▲71飛△62銀▲41飛成△同玉▲32金△51玉▲84飛、が一例で先手優勢。
また、△31角には▲77桂△53金▲73歩成△同銀▲53飛成△同銀▲65桂△64銀左▲73桂成△同銀▲95角、が一例で先手有利。

図②、44手目△75同銀まで

本譜は▲74歩としたが、△53銀打と受けられてみると相手の玉形もまだしっかりしているので、と金1枚できても攻め切るのは簡単ではなくなってしまった。
ここは▲52飛成とすべきで、以下△同金▲72飛△61銀▲71飛成△51飛▲74歩△65桂▲73歩成△64銀▲91龍△53銀左▲74歩△56歩▲71金△72銀▲92龍△71飛▲72と△31飛▲73歩成、が一例で先手有利。

図③、56手目△57歩成まで

本譜は▲53桂成としたが、△同金とされた形が意外に有効な攻めがなく、良くなかった。
ここは▲61銀とすべきで、以下△51歩▲52銀成△同歩▲53桂成△同歩▲54歩△同歩▲53銀、が一例で先手優勢。

実戦はその後、どう攻めたらいいか難しい局面になったが、相手にミスが重なり、後手玉が詰んでしまったことにより急転直下の終局となった。

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