20231022 81dojo

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、38手目△85飛まで

本譜は一直線の攻めを断念して▲86角としたが、△53銀右と飛車を取られ、難しい局面だった。
ここは▲52飛成とすべきで、以下△同金▲73角成△56歩▲76金△57桂不成▲同銀△25飛▲56銀△73銀▲同歩成△87歩成▲26銀△95飛▲96歩△94飛▲45歩△53銀▲85金、が一例で先手有利。

図②、46手目△42金寄まで

本譜は▲65銀としたが、ここは▲73歩成の方が良かった。
以下、△88飛▲77桂△同桂不成▲同銀△89飛成▲79歩△56歩▲62と△57桂▲51銀、が一例で先手有利。

図③、56手目△78飛まで

本譜は▲52歩成から攻めていったが、△同金上と取られたら互角の形勢だった。
ここは露骨に▲52銀とすべきだった。以下、△31金▲51銀不成△85歩▲72飛△86歩▲52歩成△33銀▲42と、が一例で先手有利。

図④、70手目△49銀まで

本譜は▲48金打と受けたが、ここは▲42銀とすべきだった。
以下、△44玉は▲45金から王手銀取りをかければいいし、△24玉には▲26飛△35玉▲48金打△38銀不成▲同金△75歩▲23飛成、が一例で先手優勢。

実戦はその後、もう一度△49銀と来た時に今の筋を見つけ、▲42銀から寄せ切って勝ち。

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