20230922 81dojo②

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、54手目△26銀打まで

図①は▲27金と35の銀を銀ばさみの手筋で取ろうとしたところに、角切りから暴れてきた局面。
今急いで▲36歩としても△27銀成▲同玉△26金から歩を取られてしまうので、歩で銀を取ることはできない。
本譜は▲35角として、△同銀なら▲36歩で銀が取れる形にする狙いだったが、△27銀成▲同玉△35歩とされた局面は、角の打ち込みを注意しながら駒を動かすのが難しく、形勢的にはほぼ互角だが、勝ちづらい将棋になってしまった。

ここは▲67銀として相手の飛車の活用を防いでおくべきだった。
以下、△15歩▲同歩△同香▲同香△同銀▲38玉△31金▲53歩成△同金▲36歩△26銀右▲同金△同銀▲28香、が一例で先手有利。

実戦はその後、自陣の手入れをしようと思ったが、その方法が思い浮かばなかったので攻め合いの道を選んでしまう。
当然玉の安定度的に勝てるはずもなく、最後は受けに利いていた馬を移動させられてしまい、詰まされて負け。

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