中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

図①、31手目▲35歩まで

本譜は△56歩としたが、45の銀がいなくなると角頭が薄くなりそれが少し負担になってしまう展開になってしまうので良くなかった。
ここは△65歩とすべきで、以下▲55歩△同角▲56歩△19角成▲65歩△55歩▲同歩△35歩▲24歩△36歩▲66銀右△37歩成、が一例で後手有利。

図②、49手目▲63銀まで

本譜は△27角としたが、そこで▲72銀成△同金▲58金右とされていたら形勢はかなり難解だった。以下△55歩としても6筋が手厚くなっているので▲65銀と逃げられて逆にこちらの玉に圧がかかってしまい良くない。
ここは△55歩とすべきで、以下▲52銀成には△同金▲55銀△67銀▲同金△同歩成▲同玉△45金▲同飛△同桂、が一例で後手優勢。
また、▲72銀成には△同飛▲63歩成△56歩▲58銀△55銀▲54角△57歩成▲72と△同金▲57金△34角、が一例で後手有利。

図③、59手目▲56飛まで

本譜の△55銀でも後手優勢ではあるが、ここは△67銀として相手玉を薄くしておいた方がより分かりやすかった。
以下、▲同金△同歩成▲同玉△55銀▲26飛△66銀打▲78玉△45馬▲56歩△同馬▲88玉△78金▲98玉△95歩▲同歩△89金、が一例で後手優勢。

図④、87手目▲38玉まで

本譜の△37金でもまだ即詰みのルートから外れてはなかったのだが、ここは△39飛とした方が分かりやすかった。
以下、▲28玉△37金▲同桂△同桂成▲18玉△26桂、までの詰みだった。
ちなみに、△37金からの即詰みとしては▲同桂△同桂成▲同玉△36飛▲27玉△15桂▲28玉△39馬▲18玉△38飛成、までの詰み。上から抑えるのが重要だった。

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