20231128 81dojo②

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、40手目△13角まで

本譜は▲14歩と角頭を攻めていったが、△同歩▲同香△24銀のように角香交換でも端に嫌味を残されるとあまり良くなかった可能性がある。
ここは▲47金左とすべきだった。
対局中は△86歩▲同歩△46銀の強襲が気になったが、▲同金△同角▲同角△86飛▲57銀△88飛成▲54歩、と進めば相手は龍が出来たものの駒損が大きく先手優勢。
なので▲47金左に対して△24銀とするくらいだが、▲36歩△86歩▲同歩△84飛▲26歩△33桂▲37金寄△22角▲27金寄△21玉▲25歩、が一例で先手有利。

図②、44手目△24角まで

本譜は▲26歩とやんわりと角を狙っていったが、悪手ではないものの少し悠長だったかもしれない。
ここは▲49飛とすべきで、以下△35銀▲36歩△44銀▲24角△同歩▲75歩△同歩▲74歩△86歩▲73歩成△同銀▲26桂△52金寄▲13歩成△同桂▲75銀△14歩▲74歩△62銀▲86歩、が一例で先手有利。

図③、60手目△33角まで

本譜は▲24歩として香取りを防いだが、ここは▲13歩成と踏み込んだ方が良かった。
以下、△15角▲12歩△13桂▲同角成△12香▲同馬△31金▲16香△33角▲13香成△41玉▲23馬△32金直▲14馬△12歩▲同成香△26香▲17玉△29香成▲34桂△55銀右▲同銀直△同銀▲21銀、が一例で先手優勢。

図④、114手目△46歩まで

本譜▲15歩△同玉▲13と、としたが、ここは▲16金とした方が明快だった。▲23銀と▲15銀を同時に防ぐ手段がないため、必死がかかっている。

図⑤、122手目△26角まで

ここは逆王手の筋が見えたりして読みづらい部分ではあるが、▲26同歩とするのが明快。以下△同銀には▲15金△同銀▲27角△同香成▲同金△25玉▲36金左、までの詰みで先手勝ち。

実戦はその後、入玉をめぐる攻防になり少し嫌な局面になったが、最後は何とか寄せ切り勝ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?