20231018 lishogi

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。

図①、46手目△42銀まで

本譜は▲73歩成△同銀▲同飛成、と進んだが、銀を取ったものの龍の位置が悪く、手番も相手に渡っていて、あまり良い手順ではなかった。
ただ、銀を取る前に▲53歩としていれば攻めの拠点を残せるので、本譜より良かった。

また、図①の局面では▲65銀とすべきで、以下、△同銀▲53歩△61銀▲71飛成△51金▲73歩成△75飛▲73桂、が一例で先手有利。

図②、62手目△59飛まで

本譜は▲39金と受けたが、ここは一旦▲55角として相手の受け方を聞くべきだった。
以下、△33角▲同角成△同桂▲48金△15歩▲82龍△81歩▲71龍△51歩▲15歩、が一例で先手有利。
なお、一見すると▲55角は相手に0手で△33桂と指させただけに見えるが、その桂が跳ねてある方が龍を1段目に入った際に、▲21銀の狙いが生じるからである。

実戦はその後、何度かこの▲55角が推奨される場面があった。
△33角は先ほどの理由で得になるし、△44金は最後玉を寄せる際、金がないと玉を詰ますのが難しくなる。
ただ、対局中はそこまで考えが至らず、受けに回る展開。
最後は持ち時間の切迫から意味のない手を指してしまい、寄せられて負け。

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