向かい飛車対三間飛車

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、43手目▲93歩まで

本譜は△93同桂としたが、そうしたなら▲76銀に対して△27歩▲同銀△21飛として次に△26歩を打つ狙いを見せた方が良かった。
また、ここで△21飛も有力で、以下▲27歩△93桂▲76銀△15歩▲同歩△17歩▲同香△25桂▲46歩△17桂成▲同銀△18歩、が一例で後手有利。

図②、75手目▲47玉まで

本譜は△29と、としたが、そこで▲54歩~▲46桂と攻められていたらしばらく受ける展開になってしまっていた。
ここは△27歩成とすべきで、以下▲54歩△26と▲83と△同金▲35銀△同歩▲53歩成△同銀▲75桂△74金▲63桂成△54銀、が一例で後手有利。

図③、95手目▲56同玉まで

本譜は△55歩としたが、王手は追う手の格言通りの悪手だった。
ここは△36と、とすべきで、以下▲42桂成△同銀▲38金△46と▲同玉△84桂、が一例で後手微有利。

最後は飛車の王手に対して合い駒をしていればまだ難しい局面だったが、玉を逃げてしまったために詰み筋に入ってしまい、後手勝ちになった。

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