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妊娠中にMBAの勉強を始めた経緯

産前産後に決めた2つの課題


妊娠中のネガティブ思考を切り抜けるきっかけになったのは、自分に課した課題だった。

妊娠初期の気持ち悪さと眠さが少し和らいだ頃に、少し前向きに冷静に考えられる余裕が産まれた。
妊娠初期に感じた圧倒的ネガティブさ。このままでは自分がどんどんダメ人間になってしまうのではないかと言う不安。頭がぼんやりして仕事に復帰しても使い物にならないのではないかと言う焦り。今まで楽しめていたことを諦めなければならないと言う絶望。
こんな気持ちになったことが無くて、何か目標を立ててそれを目指すように行動をするようにしたところ、小さくても達成感を得られるようになって私のメンタルは安定していった。

①オンラインでMBAの学習をすること
②育休中に1ヶ月どこかに旅をしながら育児をすること

今日は「①オンラインでMBAの学習をする」という課題を設定した経緯についてお話ししたいと思います。

課題1 オンラインでMBAの学習をすること

MBAは独身時代から勉強したいと思っていたものでした。MBAを始められなかった理由は、目的が明確でなかったことや継続的にまとまった勉強の時間を捻出できる自信が無かったことにあった。
平日は仕事で疲れ切っている。週末は買い物や旅行に行きたい。そうなるとMBAの勉強をする時間が取れないと思い、受講をする決心がつかずに数年が経っていた。

妊娠が分かってから実感したのは、時間の使い方がこれまでと全く違うものになること。
自分の育休と職場復帰後のイメージをしてみると、平日の仕事はおそらく時短勤務になる。週末は外出せずに家でのんびり過ごしてリフレッシュすることが多くなる。

これまであまり家の中で活動をしてこなかったわたしにとって、急に家で過ごす時間が増えることになりどうやって有意義に過ごすべきか?を考えた時にまず頭に思い浮かんだのがMBAの勉強だった。

通学制とオンライン制の異なるMBAの学校で学んだ職場の先輩方の話を以前から聞いていて、わたしのライフスタイルに合っているオンライン制のMBAの学校で学ぶ事を決意した。

MBAの学習は講義が3時間あり、講義の前後でしっかり予習復習が必要で、レポートの提出もある。夜に受講するにしても土日に受講するにしても、夫の協力が必須になる。
※学費は個人の貯蓄から出すもので、夫には金銭負担はしてもらわないことを前提にしています。

夫にMBAの学習を開始したいこと、それが2~3年継続する事を伝えると、批判的な反応があった。

「何で今なの?」(タイミング)
「子育てで忙しくなるってわかっているのに余計忙しくなるようなことをなぜするの?」(実現性)
「みんなが苦労するのに値するような価値があるの?」(メリット)
「何を目指しているの?」(目標)

夫から出た反応はこんなところでしょうか。

少し夫の紹介をしておくと、夫は一般企業に勤める会社員。40代前半。物事を保守的な思想で捉えるタイプ。
たいてい彼にとって新しい話をするときには、ネガティブな反応が返ってくるのが常である。

今回も例に漏れずネガティブな反応があったが、ここで多くの言葉を使って説得するのは得策では無いことはこれまでの生活で心得ている。夫は新しい話にびっくりして拒否反応を示すが、数日間自分の中で考えたり情報収集して一定の理解を示してくれると言う素晴らしい習性を持っているのだ。

数日後、わたしが何の科目を受講しようかな~と学校のシラバスを見ていると、夫から「やってみて、家庭が崩壊するようなことがあれば学習はやめてくれるなら、学習ができるように協力する」と言う言葉をかけてくれた。
さすが我が夫、補正能力が高い。

こうして夫からもMBA学習の了承を得て、妊娠4ヶ月目からMBAの学習を開始することになった。

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