立早七生

名前通り、7月7日生まれ! 毎日1000文字弱のエッセイ執筆してます。気軽に読んでくだ…

立早七生

名前通り、7月7日生まれ! 毎日1000文字弱のエッセイ執筆してます。気軽に読んでください。 好き、コメントいただけると嬉しいです。もちろん、 無言フォローも大歓迎です! 人生のモットー:Enjoy! And bring joy!

最近の記事

部下の「なんでも合理化する」諂諛に気を付けましょう!

 フリードリヒ2世、第3代プロイセン王。  彼の優れた軍事的才能と合理的な国家経営でプロイセンを強大化し、啓蒙専制君主の典型とされ、ヨーロッパの歴史上の数少ない英主と讃えられる人物である。だが、彼は若いとき、非常に不幸だった。  彼の父親であるフリードリヒ1世が祖父と不仲だったのと同様に、フリードリヒ2世も父とうまく行かなった。父親は持病の痛みから不機嫌になることも多く、息子のフリードリヒ2世を含め、子供たちに暴力をふるうのも良くあったようだ。父親の暴力に耐えできず、フリード

    • DAY 7 愛する人と好んでやりたい仕事があれば、人生って幸せ

       先日YOUTUBEでTEDトークを見てるとき、2017年にFacebookの創業者、マーク・ザッカーバーグがハーバード大学でのスピーチが薦められて見てみた。スピーチでザッカーバーグさんが大好きな話を紹介してくれた。ジョン・F・ケネディ大統領がNASA宇宙センターを訪問したとき、ほうきを持った男性清掃員に歩み寄り、何をしているのかと尋ねた。男性清掃員はこう誇り高く答えた。「大統領さん、私は人類を月に運ぶ手伝いをしているんだ!」  おそらくザッカーバーグさんは、「地味な仕事をや

      • DAY6 新しいことを学ぶ時、この3つの条件が揃えばきっとうまくいく

         最近、ある日本人作家の自伝でこういう面白い物語を読んだ。  この作家が若い頃、外語語教室に通ってた時に、あるかわいいフランス人女の子のことを好きになった。ただ、その女の子はフランス語しかしゃべれなかった。この作家が何をしたかというと、彼は英語をやめて一生懸命にフランス語を勉強し始めた。結局、そのフランス人女の子とは恋人にはなれなかったけど、フランス語を上手に話せるようになったという予想外の実りを得た。作家がこの若い頃の出来事を振り返ってこう話した、「何か新しいことを学んでい

        • DAY 5 なぜ失読症患者に億万長者が多い?

           最近、大前研一さんが訳した【ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代】を読んでいる。本の中に「自力で成功して億万長者になった人は、一般の人より4倍も失読症である比率が高い」ということが書かれている。例えば、作家のマルコム・グラッドウェルも、ヴァージン・グループの創業者であるリチャードブランソンも失読症を患っていて、本をスムーズに読むことが出来ない。にもかかわらず、世界で活躍している成功者と言われている。不思議に思わないか?本すらちゃんと読めないのに、どうやって勉強して

        部下の「なんでも合理化する」諂諛に気を付けましょう!

          DAY4 あえて友情をお金で評価する考え方

           物事の価値を何でもお金に換算して評価するというやり方には賛同できないが、その価値をなかなか判断できない時には、お金が意外といい指標になるかも。  どいうこと?  私たちにはたくさんの友達がいるわけで、誰と本当に仲がいいか、誰が私たちにとって重要な存在なのか、判断できない時があるよね。そういう時、お金が意外と使いやすい指標になる。例えば、お金を借りに来た友達Aさんがいたとして、5万円なら全然いいんだけど、5万円超えたら、貸したくないというのであれば、この友達Aさんの価値は5万

          DAY4 あえて友情をお金で評価する考え方

          DAY3 今の会社はあくまでもキャリアの一部にすぎないと思考転換

           先日、ベンチャー企業に転職した友達から、面白いことを聞いた。それは、彼の会社のミッションは営業利益や、社会貢献より社員にいろんなチャンスを与えて、成長させることにあると。  どいう意味?彼はこう説明した。  会社組織とその社員たちとの関係は3つのパターンがある。  1つ目は「管理」。いわゆるすべての社員が上層部の命令を忠実に実行すること。ただ、外部ビジネス環境の変化が速すぎて、上層部の計画がその変化に追いつかなくなってしまった。  そこで、「インセンティブ」が使われるよ

          DAY3 今の会社はあくまでもキャリアの一部にすぎないと思考転換

          DAY2 目標達成のため、忍耐力より自分を追い込む勇気

           映画業界には非常に有名な話がある。それは、インドの映画スター、アーミル・カーンが若い頃から50代までの半生を演じるため、肉体改造という大きなミッションに取り組んだという話だ。  主演が決まった時、カーンさんが痩せていたため、監督は若い頃の撮影から開始し、その後、太ってからを撮ろうと提案したが、ガーンさんは全くの逆提案をした。  それで、彼は5ヶ月をかけて、食べに食べて体重を97キロまで増やし、体脂肪率も9%から38%に上げた。中年太りの時代を撮り終え、若い時代の撮影が始まる

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          DAY1 生態学的拡張主義から学ぶ

           最近、ある本から「生態学的拡張主義」という言葉を知った。それって、どういう意味? 本では作者がある質問を投げかけた。なぜ南北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの国には、ヨーロッパ由来の住民が多いの?何バカのこと言ってんの。。。それは昔ヨーロッパ人が世界各地で植民地を作ってたからじゃないの?確かに、それは理由の一つだが、もう一つの理由がある。  それはヨーロッパ人による生態系の再編(エコロジー)にあるんだ。大航海時代にヨーロッパ人は、銃だけでなく、植物、動物、病原

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