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柏レイソルをサポートしていて思う事

柏レイソルのサポーターをしていると、周囲から過激な人たちの仲間に見られることがよくあります。
以前職場の方々とのリモート飲み会でFC東京サポと横浜FMサポと一緒になったことがありましたが、その時にも同じことを言われました。
自分はレイソルサポ歴20年の中堅サポですが、サポなりたての頃はゴール裏では無くバックスタンドから試合を観戦していました。そこから見るゴール裏の風景はかなり特殊で、裸族がいたり、関取がいたり、ゲートフラッグを沢山掲げて変わった応援メッセージを送ってたりと、新参者には馴染めそうにない独特の雰囲気を醸し出していました。
自分があの場所に行く事は無いだろうなと思っていた当時の自分からすると、今の自分は想像出来なかったと思います。
そんな自分がいつからゴール裏に行くようになったかと言うと、バックスタンドには阪神タイガースファンのような汚いヤジを飛ばす地元のオジサンやオバサンたちが多くそれに嫌気がさした頃だったと思います。
サッカーに限らずスポーツ全般、エンタメなんかもなるべく前の方の席で観たいと思うのが一般的な感覚だと思いますが、自分も試合観戦に行くときにはなるべく前の方の席をゲットしようと、頑張ってチケット予約をしていました。ただ、そんな席に限って、周りには年間シートを購入している地元の方々が多くいたりして、失点した際に「なにやってんだよー」とか「下手くそ」とか「やつはクビだな」とか、ネガティブな会話が沢山聞こえてきて、とても嫌な気分になった事を今でも覚えています。
柏レイソルは過去3回J2に降格していますが、その記念すべき(?)1回目のJ2降格の際に、選手とサポーターの間にひと悶着あり、それを期に独特の雰囲気を醸し出していたレイソルサポが生まれ変わりました。
更にレイソルのホームスタジアムである聖地日立台のゴール裏にスタンドが増設され、キャパが増えた事もあってゴール裏での観戦にチャレンジしてみたのです。
「ゴール裏での観戦」=「応援団の仲間入り」なのでのんびり試合観戦しているわけにもいかず、まわりのサポに交じってチャント(応援歌)を歌って頑張って応援していた矢先に失点。。。
あ~あ。。。とため息をついていると、応援の船頭役であるコールリーダーが「あ~って言わない!」「俺たちが落ち込んでどうするんだ!」「選手が一番ガッカリしているのに、俺たちサポーターが一緒になってガッカリしている場合じゃない。」「今こそ、声をあげて選手を後押しするんだよ!」
と、サポーターの心意気を熱く説いてくれました。
この時のコールリーダーの熱いメッセージに心を打たれ、それ以降基本的にゴール裏での観戦がメインとなりました。
みんなと一緒に団結して応援するあの一体感が楽しめるその裏には、コアサポーターの方々の物凄い熱量と努力があって成り立っているんだなと、改めて感謝する次第です。(笑)

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