こんにちは。地域おこし協力隊のアンボーです。
今回は、先日行った『新温泉町ヒガイシャの会』×『第２のふるさとローカルクエスト』合同イベントの模様をお届けしようと思います。

そもそも…

ヒガイシャの会とは

新温泉町には、町外の関係人口との間で、おかしな人間関係がある。

世間的にあまり名の知れていない田舎の町でよく見かけるのは、"補助するので町に遊びに来てください"、"体験会やります"、そして"イベントやります！"などが多い。
新温泉町は一風変わっている。"用がなくても来ますよね？ついでに町にお金を落とすのは当然っしょ？あ、ただし来るのは実費でどうぞ！"
…こんなスタイルである。ここまで媚びないスタイルは、ある意味では先進的なような気がする。

このように、町に心の親戚を作ったり、本当に用がなく飛行機でやってくる人が現れているのだから、深くて素敵な関係だと思う。
とはいえ、そうこうしているうちに、関係人口の皆々は結託し（？）自らを『ヒガイシャ』と名乗り出し、関係人口の集まりを『ヒガイシャの会』と呼びはじめた。今回もヒガイシャの会の一環である。

ローカルクエストとは

観光庁と全但バス株式会社と新温泉町で取り組んでいる、第二のふるさとづくり事業で、町外の人に町を知ってもらったり地域課題解決にチャレンジしてもらうプログラム。
詳しくはこちら ↓

TOJIプレ開所イベント

TOJIとは

来月の３月、全但バス湯村営業所の２Ｆにラウンジがオープン予定。名前の由来は《湯治》《杜氏》《当事者》の３つ。
湯村温泉へ来る観光客の皆さんも、地域の人たちも、みんなが交流できるスペースとして誕生するのです！

内装見学　1/20.2024(Sat.)

工事中の内装見学会が行われた。
中はこんな感じ。地元の方みんな興味津々。

《当事者》になって考えよう　～ワークショップ～

新温泉町の出身でもない方や、新温泉町で生まれ育ってウン十年という町民とが交じり合ってのワークショップ。テーマは、新温泉町内と外部の人が関わるメリットは？新温泉町やスペースTOJIで何が出来たら面白いか？などなど。
これを、なんなら"今日初めて新温泉町に来ました"という方にまで考えていただく。私が今回のイベントを『ヒガイシャの会』と認識している所以はここにある。“町に一歩でも足を踏み入れたね？なら君はもう町のことを考える義務があるね？”と（笑）
我々のヒガイシャ造成＋カガイシャ化への意識が高くて褒めちぎりたい。

《湯治》して整おう　～温泉入浴～

頭を使ったあとは、会場となったリフレッシュパークゆむらの温泉へ。湯村温泉を利用して、温泉・プール・水着で入る露天風呂があり、服を脱ぐ日本の銭湯に慣れていない外国の方にもオススメ！
私は永遠に『酒樽』風呂に浸かっていたかった…

《杜氏》の酒を楽しもう　～交流会～

交流会と言う名の飲み会である(笑)会場は地元で人気の中華料理店『笑来園』さん！
各テーブルの後ろから(※怖い！笑)、色々と耳を澄ませてみたが、奥の座敷の方はお話も弾み、交流会と言っても過言ではない様子だったので感心した。

手前側の我々のテーブルは…というと、出された料理がほぼ残らないという お行儀のよさ！というのも、偶然だが町内・町外ともに酒飲みばかりが集まり、飲み食いに精を出す展開でしかなかった。(このあと３次会まで行い、夜中３時半ごろまでカオスな状況が続いたことは言うまでもない)

町内周遊クエスト

レコード針の町を体感しに、浜坂駅『松籟庵』へ

新温泉町浜坂は『世界有数のレコード針のまち』！！
浜坂駅前にある観光案内所『松籟庵（しょうらいあん）』には、レコードが聴けるスペースが隠されている。町内でレコードを聴くことができるのは、浜坂駅前だけではない。新温泉町の湯村温泉にある『ろあん』さんなどでも流してもらえる。

レコードの記事はまた改めて。

町内唯一の酒蔵『文太郎』ショップへ

参加者の中に、お酒が好きな方がいた。但馬杜氏の本拠地たる新温泉町、残された時間は２時間、せっかくなので文太郎に案内してみることに。

日本酒について語りたいことは山ほどあるが、こちらも改めて紹介できたらなと思っている。

まとめ

知っている人も、はじめましての人も、町内外の人にたくさん出会えてよかった！この繋がりが広がっていきますように。