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エピソード1 ヴィジョン通りだった運命の出逢い

 

メイとの出逢いは本当に運命的でした。


友達の猫ちゃんを何度か預かった事がきっかけで、

それまでどちらかと言うと犬派だった私も

すっかり猫の虜になってしまいました。


2010年春

好きで見ていた保護猫家さんのブログで

生まれたての赤ちゃん猫4匹の

里親募集の記事を見つけました。


最初は猫を飼ったこともないし

自営業で一人暮らしの不安定な私が

育てられる自信もなく・・・

ただぼんやりと

「いつか結婚したら猫が欲しいなー」

と思いながら眺めていました。


それでも毎日更新される記事に夢中になり

次々兄弟たちの里親が決まっていく中

「いつかではなく今すぐにでも猫と暮らしてみたい!!」

と強く思うようになりました。


2010年5月

居ても立っても居られなくなった私は

保護猫家さんのブログへメッセージを送り

素直に胸の内をお伝えしてみました。

その上でまずは猫ちゃんと会ってみませんか?と

お見合いのような面接のような?

数日後に忘れもしない川崎ラ チッタデッラの

スタバのテラス席で初めてメイと会いました。


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実はドキドキ・ワクワクと前の晩は落ち着かず

ベッドに入ってからもなかなか寝付けなかったので

妄想というかイメージをしてみたんです。


明日会う子猫ちゃんはどんな感じだろう???

その時浮かんできたヴィジョンはこんな感じでした。


手のひら程の小さな猫ちゃんを

保護猫家さんがテーブルの上に乗せ

私に見せてくれました。

すると子猫ちゃんが私の方をまっすぐに

じーっと目を見つめてくれました。

ハムスター位の小さな子が私の方へと近付き

私の手の甲をぺろっとひと舐めしてくれる

そんな微笑ましい光景が映像の様に浮かんだんです。


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翌日、実際に会った時にタイムワープしたのか?

まさにデジャヴ!?本当に不思議なのですが

全くそのままの同じ事が起きたのです。


もうこれは絶対に運命だ〜っと確信した私は

「この子の里親にならせてください!」と

その場で即決したのは言うまでもありません。


実は私の前にも別の里親希望の方がいらしたそうですが、

その後連絡が途絶えていたタイミングで

引き取る意志が揺らいだのかな?と

保護猫家さんは心配していたところに

ちょうど私が現れたので

優先的に私がメイの里親になれたのでした。


2010年6月15日

待ちに待ったこの日生後2ヶ月半のメイを

待ち合わせの川崎駅に迎えに行きました。

こうして晴れて私とメイは家族になりました。


あれから10年と半年ちょっと

私達は本当に仲良しでかけがえのない

幸せすぎる日々を過ごしました。


メイたん、

私のところに来てくれて

本当にありがとうね♩


つづく

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