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◆作品No.150 境界の彼方


🔴作品紹介🔴


放送期
2013年10月3日秋

character
栗山未来(くりやま みらい):種田梨沙
神原秋人(かんばら あきひと):KENN
秋人(幼少期): 田中メイ
▼ 異界士関係者
●名瀬家
名瀬博臣(なせ ひろおみ):鈴木達央
博臣(幼少期): 佐倉綾音
名瀬美月(文芸部/なせみつき):茅原実里
名瀬泉(なせ いずみ):川澄綾子
●その他
新堂彩華(しんどう あやか):進藤尚美
新堂愛(しんどうあい):山岡ゆり
二ノ宮雫(教師/にのみやしずく):渡辺明乃
藤真弥勒(協会/ふじま みろく):松風雅也
●伊波家
伊波 唯(いなみ ゆい): 矢作紗友里
伊波桜(いなみ さくら):豊田萌絵
●神原家
神原 弥生(かんばらやよい): 今野宏美



オープニングテーマ
「境界の彼方」- 茅原実里
エンディングテーマ
「Daisy」-Created by STEREO DIVE FOUNDATION



監督
石立太一
脚本
花田十輝
キャラデザ
門脇未来
アニメーション制作
京都アニメーション



★あらすじ★
「ある一族」たった一人生き残った少女 と、 存在しないはずの「半妖」の少年。 二人の物語。 半妖の少年、神原秋人はある日の放課後、屋上から今にも飛び降りそうな少女と出会う。 彼女の名前は栗山未来。異界士の中でも特異な呪われた血を持つ一族の最後の生き残りだった。  変わらない部室。変わらない日常。変わらない世界。そんな毎日を過ごすはずだった。  だが、一人生き残った少女と半妖の少年が出会ったとき ―――世界が一変する。



🔶感想🔶

<評価:S+>
視聴2023.2.28
●過去視聴済2018.7.28

<感想>
最高に不愉快です♡
いや~素敵な恋物語でしたね。
本作でのざまあみろの愛情のぶつけ合いが良すぎる〜♡
ぬぉおおおおおおお。最後おおおおお!
泣くよこれー。いや良かったー♡
ハッピーエンドになったねー。最終回の未来の笑顔と秋人の必死なシーン最高‼︎
今、境界の彼方の様な夕日、夕焼けの様な少しセンチメンタルになる感情に包まれてますww
またさ、ホムペのね未来の言葉?
『先輩は、どこにもいきませんよね』
…お前だよおーー‼︎どこにもいくなわーー!ww
恋物語だわこれは。
一連を通してこの話は、神原秋人と栗山未来の恋物語なので、フォーカスは境界の彼方と言う背景よりは、2人の互いの存在意義みたいなところかな?でもタイトルがねー。境界の彼方だからな…
意味が無いと意味わかんないよねー。
あと、好きや恋についてなので、メガネフェチ、妹好き、盆栽好き、みんなの恋焦がれるものをふんだんに入れている所も好き!
後半にミライ目線での伏線回収がなされる所はめちゃくちゃ気持ちよかった‼︎そうだったのねと。
本来倒すべきターゲットである人に触れていくうちに恋してしまう。良い相対よね!壁がある方が萌えるでしょ恋って!
伏線回収になる回から未来が置かれた状況や秋人との関係性が変わっていく事への葛藤だったり、最後は自己犠牲をしても助けたいと言う未来の恋を超えて愛なのは本当に素敵で、最後の足がもう消えるから秋人に来てくださいって所とか最高。空間にいた未来は実際は実態の無い思念状態だったわけだけれども、未来が境界の彼方に取り込まれた事で具現化の能力の得ていた事から秋人への想いと強さがこの世に留めていたのかな?秋人もメガネストから栗山未来個人を好きになっていた。自分が思うより未来を大切に思っていだと言う気持ちが最後の未来が消えた後のリングを大切に握り締める所に出ていたよね!はい最高。
相容れない2人だけど2人だから惹かれあった。恋をする喜びを知った2人は特別な存在としてどこか孤独を抱えていたけど出会った事で埋まったんだよね~!くぅうう。たまらん♡そして、『ざまあみろ』コレ!
本来の意味は敵対する相手を嘲笑う嫌な意味なんだけど、秋人と未来は互いを思い自分が犠牲になる事の行動が思い通りにいかなくする気持ちから出るざまあみろ。こんなのされたら絶対忘れられない。笑
恋愛モンスターとしては、ミツキは?ミツキは秋人の事どう思ってたの?そこが気になるよね〜。

みろくやイズミの謎について言われそうだけどあくまでこれは未来と秋人の物語なのでそこまでは求めてはだめなのかなと思う。それ(謎を求める事)言うとつまんねえってなるから…ではなく2人の心の居所をみるのよねきっとこの作品は。
とは言っても謎は多くてね。気になるよねw
最終回。最後指輪が消えて未来が復活出来た理由が分からないなりに考えて見たけど、おそらくオリジナル未来は、秋人から境界の彼方を引き離した時点で、境界の彼方に呑まれると言われていたから消えたと思われる。だけど引き離された境界の彼方の中で未来は存在していた。そして未来の思念から傀儡の秋人が生まれた。想いの強さが存在しないものを存在させるのが可能な境界の彼方。境界の彼方の中に居た未来は秋人の強い思念の未来で秋人が境界の彼方を全てを受け入れた事でその中の未来は存在できなくなるから消えてしまった。
だ・け・ど!
境界の彼方が秋人の中に戻った事で、存在させる力はあり秋人の思い思念が新たな未来を作り出した…のかもしれない。
分からないけどまた未来に逢えて良かったねと素直に思う❤︎
他の方の考察を少し見たら、凄い。そうかって思った。自分が考えた事も交えて書きます。まず半妖は存在しない。(だからレアだとアヤコに言われていたね。)本来、秋人は居ない存在になる。そこから考えると妖夢自体に生殖機能が無いと言うのがベースにあって、弥生は通常人間を産む様には秋人を産んで無いのかも知れない。そこで、境界の彼方の生まれる理由に注目。弥勒が作中に言っていた、『この妖夢は長い年月をかけ外に放たれてしまった無数の怨嗟や心の歪みが渦巻き、一つの塊になって生まれると言われている。放っておくと世界を破壊に導くとか…。疾病や自然災害や戦争もこの妖夢がきっかけで起こると言われていて俗に【境界の彼方】』
人のマイナスな心から産まれる理由から弥生は夫である妖夢との間に子を設けられない事から強い苦しみや嫉妬に苦しんだ先に境界の彼方が生まれ始め秋人ができたのかも知れない。あんなキャラだから想像できないけど…具現化の特性を持っている妖夢だから弥生の思念が秋人を産んだ。だから秋人が妖夢化すると境界の彼方その物だから世界を破滅させる力が宿っている事も納得。そして最終回の未来が復活したのも納得できる。
あと、憎悪とかでは無いけど博臣や美月とかの秋人に対する想いも秋人を存在させる力になってたりしたらまたグッと来るよね。特に博臣は自分が過去に秋人に負傷されたけど友として深く繋がっているし飄々としているのにアッキーを殺すなって思いとか良い!
そう考えるとこの作品の見え方が変わってくるよね!面白い!あくまで仮説だけど。

最後の妖夢との戦いは、結局秋人が境界の彼方を吸収する形で収まるんだけど、あれは境界とは精神面での働きによってもたらされる境地の意味もあるので、過去の自分が抱いた劣等な気持ちを乗り越える。超えていくと言う秋人の成長を描いているものだと受け取っている。だから最後も未来が止めを刺すのではなくて秋人にしか倒せない。なぜなら秋人自身だから。嫉妬や憎悪、悲しみの心も全て受け入れ一歩前に進む事で妖夢の力は弱くなったんじゃないかな?凪の影響もあると思うけど・・・

◆タイトルについて話したい※全て憶測です。
【境界の彼方】
以下のように考えてみました。
このタイトルからも主人公は秋人。
《きょうかいのかなた》
だけれども彼方は彼方(あなた)とも読める。これは向こう側や遠い場所を指しているのと同時にあなたとも捉えることができて、秋人または未来の事を指すのではなかろうか⁉︎
境界の言葉には様々な意味があるんだけども、結構全ての意味が作品に入っていて境い目と言う事よりは、置かれた環境や精神状態や力の及ぶ範囲も含まれていて、物理的な境よりも心のあり所の方が強い感じがするね!他にも仏語でもある事から仏教の世界もベースに入っているよね!弥勒とかそうだもんね。
彼方は方向等の意味以外はあまりないからそのままかな?w
● 境界の意味●
1 :各人をとりまく境遇。境涯。
2 :精神・感覚の働きによりもたらされる状態。境地。
3 :仏語。善悪の報いによって各人が受ける境遇。
4 :自分の力の及ぶ範囲。

京アニだけあり、映像美はパーフェクト!
キャラのアップや未来の泣き笑い顔とか美しすぎて見入る!なんといってもキャラデザがやっぱいいよねー!

6話、10話、12話がお気に入りです♪
色々な所に散りばめられている意味を見つけると面白くて伏線回収も良い!映像美は言う事無しです。
6話はギャグ回で見た人なら言うまでなくギャグとして最高なかいだよね!w

あとオープニングが良いよね♫書き下ろしだから当たり前だけど、歌詞が2人の事でね。《迷いながらも君を見つけたよ》良い!
後ね、見た時から気になっていたオープニングの赤白の花。これはおそらくツツジでその花言葉が、
赤のツツジは「恋の喜び」。
白のツツジは「初恋」。
もう初めから恋のお話と出している❤︎
エンディングも未来の周りのキャラに花が描かれているんだけどおそらくマーガレットで、マーガレットの花言葉は
「恋占い」「真実の愛」「信頼」
から恋は秋人と未来に当たるけど、信頼がその他の人たちに当たるのかな〜とも思う。弥勒と和泉も入っているから微妙だけど…w

総じてめちゃくちゃ面白かったです!!

★謎★
・秋人の半妖は母弥生(人間)と父(妖夢)のミックスであるが妖夢部分の謎。半妖は存在しない世界に存在している。本来存在しないものなので秋人も初めは人間か妖夢だったのだろうけど秋人がいつからか抱き始めた憎悪によって生まれたのか?初めから境界の彼方だったのか?そこよね。原作でも出てないのかな?プラス母のやっちゃんは何者なのか?異界士なのはwikiで調べた笑。
・イズミ、みろくはなぜ妖夢を自己に飼っているのか?みろくは何を企んでいたのか?あとどこいった?
・名瀬家のお祖父さん?壁の奥にいる人はだれ?

<声優及びキャラ>
・未来のドジっ子がキュートすぎる!呪われた血の一族で忌み嫌われ生き残りって所で壮絶に生きてきたのが想像できる。でも本人は可愛いくて良い子なんだよね。だから未来にも居場所が出来て本当に良かったねと思う❤︎
・博臣最高だろ!もう、私の好みですwwお兄ちゃんでシスコン変態。でも友達思いで縁の下で支えている。大事な時にいつも助けてくれる最高よね。見守る男って紹介も良い❤︎
・けんぬの演技。感情を爆発させているところとかマジ良い!
・弥勒誰かに報告してたけど、あれ自分の妖夢に言っていたのかな?ずっと独り言?w



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