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◆作品No.186 86-エイティシックス-


🔴作品紹介🔴


放送期
2021年4月10日 春〈1クール〉
2021年10月2日 秋〈2クール〉
2022年3月12日<22話>
2022年3月19日<23話>

character
▼サンマグノリア共和国
●東部戦線第一戦区第一防衛戦隊スピアヘッド
○第一小隊
シンエイ・ノウゼン(アンダーテイカー):千葉翔也
シンエイ(幼少期):泊明日菜
トーマ・ソービ(ヘリアントゥス):福原かつみ
ハルト・キーツ(ファルケ):山下大輝
ルイ・キノ(ファーブニル):植木慎英
○第二小隊
ライデン・シュガ(ヴェアヴォルフ):山下誠一郎
クロト・ヒニエ(マンティコレ):篠原孝太朗
チセ・オーセン(グリフィン):小野将夢
マシュー・ナナキ(ワルプルギス)
○第三小隊
セオト・リッカ(ラフィングフォックス):藤原夏海
マイナ・ヤトミカ(マーチヘアー):風間万裕子
ミナ・シロカ(アルテミス)
ハリズ・センヤ(キャタナイン)
○第四小隊
カイエ・タニヤ(キルシュブリューテ):白石晴香
クジョー・ニコ(シリウス):村田太志
ミクリ・カイロゥ(レウコシア):貫井柚佳
トウザン・サシャ(ガンメンタルスコーム):坂泰斗
○第五小隊
ダイヤ・イルマ(ブラックドック):石谷春貴
アンジュ・エマ(スノウウィッチ):早見沙織
カリヤ・ロウガ(ラ・ベート)
シュリ・ジリス(デンドロアビス)
○第六小隊
クレナ・ククミラ(ガンスリンガー):鈴代紗弓
レッカ・リン(バーントテイル):石上静香
オーチ・アントン(グラディアトル)
イオ・ドーダンセー(アルゴス)
○整備班長
レフ・アルドレヒト:楠大典
ファイド(スカベンジャー)
▼大要塞壁群〈グラン・ミュール〉
ヴラディレーナ・ミリーゼ(少佐):長谷川育美
アンリエッタ・ペンローズ(アネット):杉山里穂
ジェローム・カールシュタール(レーナ上官):三上哲
ヴァーツラフ・ミリーゼ(レーナ父): てらそままさき
ショーレイ・ノウゼン(シン兄):古川慎
●北部戦線第一戦区第一防衛戦隊スレッジハマー
ハンドラー(ブラックバード/戦隊長):村上裕哉
●本部直衛戦隊ブリジンガメン
シデン・イーダ(キュクロプス/元女王家臣団):泊明日菜
●第3戦隊ノルトリヒト
ベルント・ベルノルト:山本格
▼旧ギアーデ帝国
フレデリカ・ローゼンフォルト(本名:アウグスタ・フレデリカ・アデルアドラー):久野美咲
▼ギアーデ連邦
エルンスト・ツィマーマン(大統領):内田夕夜
グレーテ・ヴェンツェル(開発者):植田佳奈
ヴィレム・エーレンフリート:興津和幸
リヒャルト・アルトナー:山本兼平
テレザ:芳野由奈
ユージン・ランツ:田丸篤志
ニーナ・ランツ:朝日奈丸佳
キリヤ・ノウゼン:上村祐翔
エルウィン・マルセル:高梨謙吾
▼ロア=グレキア連合王国
ザファル・イディナローク(第一王子):水中雅章
▼ヴァルト盟約同盟
ベル・アイギス:橘U子

★推し様出演 :山下大輝氏、久野美咲氏


《1クール》
オープニングテーマ
「3分29秒」-ヒトリエ
エンディングテーマ
「Avid」-SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki

《2クール》
オープニングテーマ
「境界線」-amazarashi
エンディングテーマ
「アルケミラ」-リーガルリリー


監督
石井俊匡
脚本
大野敏哉
キャラデザ
川上哲也
アニメーション制作
A-1 Pictures


★あらすじ★
《1、2クール》
ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械〈ジャガーノート〉。 だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち――エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。 エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。 そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、共和国軍人のエリート・レーナが着任する。彼女はエイティシックスたちの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、“人型の豚”として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。 死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、将来を嘱望されるエリートの才女。決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見る――。



🔶感想🔶

<評価:S>
視聴2024.4.23

<感想>
あいぃ~!!見終わりました~。。
もうぉおお。←これが出ると決まってます。最高でした!!!!!作品カウントが無意識に86になっていたw

ざっくりあらすじ

〝自立型無人戦闘機レギオンの侵攻に対抗すべく、サンマグノリア共和国が戦闘に当てたのは無人戦闘機ジャガーノート部隊。名ばかりの無人戦闘機には86-エイティシックス-と呼ばれる者達が乗っていた。新たにハンドラーと呼ばれる指揮管制官に任命されたヴラディレーナ・ミリーゼ。彼女と86の彼らとの長い戦いが始まった。。。

凄くギュッと縮めましたw
んまぁ~評価の良さの噂は耳にしていましたが、本当に良かった・・・。
最高でございました。
お伝えしたいのは、本作は2クール迄見てから評価してほしいと言う事です。
私はいっき観派なのでノンストレスでしたが、リアタイ組はもどかしい思いをしたのかなと想像してます。放送が分割2クールで最終の辺りはバラケテいたようなので。
戦争ベースの話なので、ある程度構図や情報を入れておかないと少し付いて行くのに大変かもしれません。カタカナイッパイ・・・w
見終わって胸いっぱい、涙いっぱいで終わりました。しばらく放心状態でした。と同時に続きが気になりますが、アニメ化はなさそうなので原作が読みたくなります!!
戦争の話ですが、戦闘よりも心情メインの作品なので大好物でした❤
ただ冷静になってみると、全然救いが無いんだよな~と中のキャラたちの先を案じてしまう。笑
哀しい中にもBoy Meets Girlと恋愛模様があるので、そこも楽しめました。戦禍の恋愛だから余計に良かった❤
あれこれ書きましたが、感情を言葉にするのが難しいので見て感じて欲しい作品です。

※ここからネタバレです。本作に関しては作品を先に見てください。

<感じた伝えたい事・テーマ>
本作に感じたテーマは「差別」・「自分の想いを信じ生きる」です。
◆テーマ:差別
・本作のメインOFメインだとも言える差別。これが重いのなんの。こんなに酷くて、毎度暗い気持ちで見終わる。ズシッと感情が落ちる。冒頭何にも考えず見ていて、戻して見た時に「なんかこの国、同じ容姿の人間しかいないな」と気が付いた時にゾワっとした。
人って、人を人とも思わない行動・対応が出来てしまう生き物なんだよなと改めて感じる。実際の世界で起きてる人種差別もこれ以上に酷いのかもしれないと思うと人間は良くもあるが怖い生き物だなと感じました。無意識で差別している事もありそうで気を付けないとなと思いました。結局自分の身近じゃない出来事は他人事で3分29秒の歌詞にもあった傍観者や見ないふりしているものにしか成れないなと。差別シーンは見てると本当に悲しくなってくる。
・差別内容は種族差別。肌と血筋と思われる。主は白系種(アルバ)とそれ以外有色種(コロラータ)の差別。共和国はアルバが多く占めている。レギオンとの戦闘で有色種を全て迫害し86区に強制収容した。元々有色種も住んでおり混血もいるが完全純血のアルバのみ人として扱われる事となった。86の人々は人間扱いされないので家畜扱いの豚と呼ばれている。殆どのアルバはこの扱いに何の疑問も持っていない。中には非道な行いと理解しつつも世の渦には逆らえない。グランミュールでの軍人がだらしない態度も腹立ってきますねwそんな中一人異を唱えるレーナはかっこいい。
・差別項目・
◎生還確率が低いレギオンとの強制戦闘。戦闘機ジャガーノートは共和国で無人機とされているが86達が本当は搭乗している。多数の86が戦死しているが無人機扱いをしている為、毎日のニュースで死者はゼロだと放送している。
◎86の戦死者はそもそも存在していない扱いの為、墓や墓標もない。存在自体を消される。
◎レギオンとの戦闘は5年とされているが、約束は守られる事はない。生き残ったものはスピアヘッドへにされ激戦区に行かされる。最終勧告は特別偵察任務。全員死ぬまで戻る事を禁じられている。人員補充とは彼らが全滅して新たな部隊が発足される事である。

◆テーマ:自分の想いを信じ生きる
・キャラ数が多いのでそれぞれの想いがあるんですけど、86の隊員が信念として持っているのが、どんな扱いをされたとしても同じ下衆な人間には成り下がらない。その為、どっちみち死ぬのなら戦って死ぬ方が誇りで死に方は自分で選ぶという事。それだけを信念に日々戦っている。86達の気持ちは共感できる。嫌な事をされても同じ事をしない、返さない、相手にしない。人を見下す人と同じレベルになってはいけない。人生本当にコレ!
何でもない事も彼らにとっては深い思い出。花見や花火、食堂や夜の団欒とかも心から楽しんでいる。死にたい訳じゃないけど、その中でも後悔せずやれることをやろうとする皆が儚いのよね。
・もう一人の主人公レーナもアルバ側の立場で一人で非道な行いから目を逸らさず行動する姿がかっこいい。そして、シンエイに言われた事を胸に追いかける想いは素晴らしい。1クールと2クールだとレーナの見方ががらりと変わる。ここも見どころです。

<気になった事(良し悪し)>
・豪華な生活。人として真っ当な環境の共和国と設備も最低限。悪裂な環境でも家族の様に笑顔で生きている86達を見ていると泣けてくる。
・面白いなと思ったのが、シーンの切替わりに食べ物の崩れるのを取り入れている。なんか意味があるのかな?前半は崩れる事が多くて後半はちゃんと形が保っているのも意味があるのかな?
・構成がレーナ側の時間と86側の時間を交互にする事でよりどのように過ごしていたのかが分かってとても良かった。最終回は30分内で前半にテロップ流れ始めたから「あれ?撮り忘れた?」と焦りました。最後は最高な終わり方してくれるので是非見てください。
・本作に関わらず、日本文化が出てくるのがたまに気になる。架空でも日本が舞台に入っていると違和感はないんだけど、86区出てからの道中の学校が完全に日本で、この世界の舞台がどこなのかが分からないけど日本要素が無いだけにそこだけ違和感だった。他の作品でも異世界だけど文化が日本になっていて、そこは制作側も検討とかしないのかなっていつも謎に思っているwww
・私の最終回を見た直後の自分用感想を見てください。w
→『あああああああああああああああああああああああああああああああこうきたかぁあああああああああああああああ最高のEDじゃん!!!もう皆に逢えてよかった。レナだったからね。あああまだ戦いは終わらないんだけどとりあえずたどり着くまでの章は終わったね。あああああ。ああああしか言えない。wwww』
最終回までのすれ違いがもうムズムズして、このまま逢わないの?からのあれは泣くよ。今までのこの2年がいったんここで全部報われる。声と口調であの日々が蘇ってレーナの涙顔が最高だよね♡それを見たシンの少しハニカム顔も最高。互いに心の拠り所になっていた事が再確認できたよね!イイイイイイ最終回を見させてもらった。シン達に逢う前の慰霊碑のシーンも素敵だったね!!
・本作にもじつに多くの花のシーンが出てくる。花言葉が意味しているのか?それとも手向けなのか?目についたお花を紹介していきます。

【彼岸花/ヒガンバナ】
花言葉・・・「情熱」「独立」「あきらめ」「再会」「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」「おもうのはあなたひとり」
別名は死人花、地獄花、など。日本語の彼岸にはあの世のイメージがある。
よく出てくる彼岸花。死人、あきらめとなどの悲しい言葉とまた逢う日を楽しみにしているとシンとレーナの心境を表している。

【青のネモフィラ】
花言葉・・・「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」「愛国心」「荘厳」「初恋」です。
シン達が86区を出た先や愛国心、初恋などが関係ありそうだと感じました。

【桜】
花言葉・・・「精神の美」「優美な女性」「純血」です。フランス語では桜の儚さから「Nem’oubliez pas(私を忘れないで)」もある。
花見の桜はフランスの方の私を忘れないでと儚さが86の皆んなの気持ちを表している。

【紅葉】
花言葉・・・「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」「隠退」「保存」「自制」「隠栖」「謹慎」という意味を持っています。
86達の変化や隠栖、大切な思い出が外に出てからの旅を指していると思う。

【白のマーガレット】
花言葉・・・「心に秘めた愛」「誠実」「信頼」です。
4本は一生愛し続けますと言う意味があり86やレーナ互いの想いやレーナとシンの想いも取れる。

【タンポポ、綿毛】
花言葉・・・「愛の神託」「神託」「真心の愛」「幸福」綿毛は「別離」です。
綿毛の方が本数として多く別離、別れを表している。86としての自分達、レーナとの別れ、共和国からの別離を表している。

【ダリア赤】
花言葉・・・「華麗」「優美」「気品」「威厳」「優雅」「裏切り」「移り気」「気まぐれ」「不安定」
レーナの部屋に飾られた花瓶の花。白、黄色、オレンジ、紫があり各色で異なる。オレンジと紫は全体の花言葉と同じ。
白は「感謝」「豊かな愛情」「善」「平和」といった意味がある。レーナの容姿や気持ちなどを表している。黄色「優美」なのでこれもレーナの事を指しているのかと思う。

【白のセラスチウム】
花言葉・・・「幸福」「才能」「思いがけない出会い」です。
最後の皆で撮影する時に出てくる花で思いがけない出会いが表していると思う。

【クリスマスローズ】
花言葉・・・「追憶」「私を忘れないで」「私の不安をとりのぞいてください」など。
同じく撮影時に出てくる花。私を忘れないでや不安を取り除いてがレーナや皆の心境を表している。

【赤いマーガレット】
花言葉・・・「情熱的な愛」や「愛情」「恋の予感」です。
ですが出てくるシーンがレギオンとの戦闘後、マーガレットの別の意味で私を忘れないでと言う方がしっくりくる。これは亡くなっていくものたちの思い。

【ひまわり】
花言葉・・・「あなたは素晴らしい」「あなただけを見つめる」「あこがれ」「未来を見つめて」
小輪だと未来を見つめてと言う意味があるのでOP画像で兵士の頭になってるのでそう言う意味が込められているのかなと感じる。

【キオン/オミナエシ】
花言葉・・・「美人」「約束を守る」「親切」「儚い恋」などがあります。
これもOPに出てくる。約束を守るや儚い恋などがフレデリカやレーナ達の想いを表している。

【ヒヤシンス白】
花言葉・・・「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」です。
これもOPで頭が花になっている兵士たちや本作の当てはまるキャラたちの心の現れと思われる。

【オオアラセイトウ】
花言葉・・・「知恵の泉」「優秀」「仁愛」「癒し」です。
これもOPです。癒しや知恵の泉が作品を表している。ちょっと雑ですがw

【ナガミヒナゲシ】
花言葉・・・「なぐさめ」「癒し」「平静」です。
これもOPで手向けのなぐさめや癒しが当てはまるのかなと思います。

<謎、疑問>
◆21話のシンを助けた長距離砲。あれはレーナのだと思っているのだけど、有ってますか?
→そしてシンは気が付かなかったのか?

◆レギオンになった羊飼いって現行での意志はあるんだろうか?脳はそのまま生きているけど生きている時の意志まで引き継がれるのか?
→レイやキリヤがシン・フレデリカを認識出来たのとちゃんと指令を受けている事からどうなのかなと。それとも生前の記憶のみで、ターゲットの顔だから認識できただけなのか?

◆レギオンの指令を出しているのは誰?
→レギオン機への支持を出しているのは人なのか?生産工場は無傷って事だけどレギオンがレギオンを動かしているのか?謎。

◆レギオンやジャガーノートはなぜ虫型なのか?
→本作に限らず虫型の戦闘機結構あると思うんだけど、技術とか虫の構造を取り入れてるテクノロジーとかもあると聞いたことあるからやはり虫の能力が優れているからなのだろうか?最後に生き残るのって虫だと思っているww

◆レーナが1部髪を染めた訳
→2期に入ってから左の一束分赤に染めている。

赤の連想する言葉や意味
赤は「情熱的なパワー」を感じさせる色。奮起し自ら立ち前に突き進む。何かをスタートさせたい時や、問題・課題を打ち破り現状を変えようと他者を先導するリーダーシップを取る立場にある時も赤が気になります。他には血の色で 「湧き立つ血」は「戦い」「革命」を連想させます。戦いの1つの側面は「勝利」戦意を鼓舞する。「赤く湧き立つ赤い血」を等しく持つ人類にとって、赤は特別な色なのです。
「戦い」のもう1つの側面は「死」です。
MARSは「暴力と破壊」の意味も持ちます。「流れ出る血」は死の危険を意味する。
「生命の危機と限界」を知らせる色でもあるのです。


この様な事から、シンの言葉で先に言っていると言ってくれた事で自分も前に進めると最後まで戦い続けると言う決意の表れなのかなと思いました。バンドラーとしてのリーダーシップや鮮血女王(ブラッディレジーナ)の異名を付けられている所からも想像しました。
他の方の正しい理由も見つけたので貼っておきます。

レーナが赤髪メッシュを入れている理由は、流血させた自分への戒めです。
そして、いつかシン達と会えるように自分も血を流して戦う覚悟を表すため、赤髪のメッシュを自身の髪に入れたのです。

<映像、音楽>
・はい。映像・作画にかんしては、みなさんご存じA-1 Picturesなので文句なしに美しい。風景が兎に角美しい。いつも本当にありがとうと言いたい。戦闘シーンも躍動感があって良い。レギオンの光沢感が有人機と無人機の差別化をしているのも良い。鉄の塊、物体、そして敵という質感がレギオン機に出ている。反対に有人機は光沢が無く同じ鉄でも傷を負ったりする事で命があるような質感を出している。スカベンジャーもね❤キャラデザも好みで顔が良い~!!
・OPのめちゃくちゃ癖になる2曲。「3分29秒」-ヒトリエ、「境界線」-amazarashi。EDはどちらも視聴者の傷心を包んでくれるようなOPに比べバラードなのでしっとりとした曲。「Avid」-SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki、「アルケミラ」-リーガルリリー
4曲全て描き下ろしで、歌詞が86を表現しているので曲も含めて一体感が凄い。
OPで86の仲間が増えていくシーンがあるので回を追う毎に変わるので見てみてください!

<声優及びキャラ>
・本作は物語を語るうえで各キャラへの語りは絶対と言うほど此処のキャラが魅力的です。
●シンエイ・ノウゼン(アンダーテイカー):千葉翔也氏演じる86の隊長で主人公。物静かなキャラで皆からの信頼が高い。シンは幼少期に兄から殺されかけた事と兄の死に捕らわれている。見てて可哀想だよね。本当に可愛い笑顔の子が笑わなくなって笑う時は戦闘の時で怖い笑い方。あのシーン怖いよね。亡霊の声が聞こえると同時に自分も亡霊になってしまった。兄を救う目的が自分を支えると同時にその先に進めると思っていたけど、目的がなくなった事で生きる意味を無くしてしまった。ただ戦う事でしか自分の価値を見いだせなくなっていく姿は儚くて自暴自棄に見えたね。そんなシンがレーナと出会った事でその先の目的を作れた。私はフレデリカとの出会いも大きかったなと思っていてフレデリカには結構心境を話しているのを見てそう感じた。境遇が似ているから言葉が刺さるよね。自分がレーナに惹かれている事に気づいてない鈍感な所も良い!!2人の恋愛模様が見たかったーーーーー。絶対付き合うじゃん!!あの後に!!!千葉さんの声がシンに合っていて良かった。

●ヴラディレーナ・ミリーゼ(少佐):長谷川育美さん演じるヒロインで主人公。アルバの軍人。レーナは成長の幅がもの凄く良くて、ただ可愛いだけじゃない所が魅力的。アルバで更に貴種の純血白銀種(セレナ)なので容姿も美しい。シンの兄レイに助けられた事で86への差別意識はない。だが、自分が指揮官になった事で高みの見物だった事に気づく。スピアヘッド達との出会いで自分に足りない部分を更に修正し成長する姿勢がカッコ良くて好き。初めの頃は綺麗事ばかりでイラつくんですよ~wwその反動があるからミリーゼ少佐ぁあああああ!!って最後叫びますwアネットとの口論の末一変する様子がゾクゾクする。レーナな魅力の一つは兎に角諦めない。強いものへ一人で抗う姿勢。そう出来る事じゃないから彼女は美しい。甘い物が好きでアネットの所で良く食べている。シンの事を意識し始めているシーンはちょいちょい見受けられる。死んだと思っていたシンに出会った時のあの涙の笑顔は最高!!!!意識から恋に変わった所を見たかった~!!!!!!長谷川さんの声が可愛かった❤

●フレデリカ・ローゼンフォルト:久野美咲さん演じる旧ギアーデ帝国最後の女帝。いつ出てくるのかずっと待ってたwフレデリカは、未来過去を見れる能力を持っている。その事で人の様々な心を知る事が出来る。僅か10歳であの考え方はこのせいもあるのかなと想像する。フレデリカもまた羊飼いになってしまった近衛騎士のキリヤの事に捕らわれていた。そのためシンの心境が分かり自暴自棄なシンをとどめようと奮闘する。とは言いつつも10歳の少女の為みんなと一緒に居たいからちょいちょい戦場に紛れ込む。無論キリヤの為でもあるが・・。はい。私の推させてもらっております久野嬢の幼女キャラ。最&高!!女帝もあって口調が偉そうなのがまたかわいいいいい❤

●ファイド:声はありません。人外キャラでシンが連れて来たマシーン。もうねわんこみたいに可愛くて、ファイドのあのシーンは大泣きする。ファイドの目から通した86の皆のシーンが非常に良いです。マスコットキャラはイイよね~❤

●ライデン・シュガ(ヴェアヴォルフ):山下誠一郎さん演じる86副隊長。ライデン!!有能な副って本当に大事!ライデンが居なかったらシンは直ぐ死んでたと思う。付き合いが長いってのもありいつもシンを見守っている。縁の下の力持ちな立ち位置で部隊を戦闘でも精神的にも支えている。最後の方はひやひやしたけど最後まで一緒で良かった。兄貴的キャラなので好きです❤

●アンジュ・エマ(スノウウィッチ)&ダイヤ・イルマ(ブラックドック):早見沙織さん及び:石谷春貴さん演じる86隊員。この2人は恋仲にあったのかなって思っている。分かりやすいのはダイヤがアンジュに好意を持っていたのは分かる。アンジュがどうだったかは分からないけどダイヤの死は相当辛いのは伺える。ダイヤの最後「アンジュ」って言うのが泣ける。ダイヤはしわ寄せキャラらしいw。アンジュは背中に隠したいものがある。これは他の方のを見させてもらいましたが: Whore’s Daughter(売春婦の娘)と書かれているとの事。収容所での虐待があったかと想像します。お姉さん的存在で早見さんの声もあって癒される。

●セオト・リッカ(ラフィングフォックス):藤原夏海さん演じる86の隊員。絵を描くのが趣味で歴代ハンドラーの想像がを描いている。ジャガーノートのマークも描いてあげている。セオは基本口が悪いwwツンデレ要因。鑑賞時イヤホンで聞いてますが、レーナに言ったカイエが死んだ時の台詞。実際グサッときまひた。。口は悪いけど仲間想いなのが良い!

●クレナ・ククミラ(ガンスリンガー):鈴代紗弓さん演じる86隊員。クレナはシンに恋しているけど、みんなには否定する。だけどバレバレ。シンからは妹の様に思われている。元気っ子キャラなのでムードメーカーな一面もある。レーナにはアルバに両親を殺された事もあり当たりが強かったけど次第に変わって行く。これはWIKIで見ましたがキャラの中で2番目の巨乳キャラらしいww見せろ!!!ww(2次元巨ぬぅ好きです❤)鈴代さんの声可愛かったです!!

●カイエ・タニヤ(キルシュブリューテ):白石晴香さん演じる86隊員。カイエはレーナに好意的だった子。レーナが良い人と分かると86の未来に起こる事を伝えるか迷っていた。個人的にカイエが死ぬとは思ってなかったのでショックでした。さらにレギオンに取りこまれてしまったのも。最後の声はカイエだけじゃなくて皆これが本心だと思う。

●ショーレイ・ノウゼン(シン兄):古川慎さん演じるシンの兄。シンのヒーローで騎士だった兄。厳しい戦況で精神的に追い詰められてた矢先、両親の死を知りまだ幼かったシンの態度に我を忘れ首を絞め殺そうとしてしまった。最終的に戦死するが傷の無いまま頭部をレギオンに回収されたため羊飼いとなった。あのレギオン時の表情も怖いわけ。人の表情って混ざるとこんなに気持ち悪いものなんだなと。レイもまた残思念でシンを探している。シンとの交戦もまじ泣ける。首を締めに来たレイの手が最後シンの顔を撫でる所で号泣です。お兄ちゃん辛かったね。。どうやら原作だと続きがありそうです。古川さんの優しい声と激しい声が良かった!!

●アンリエッタ・ペンローズ(アネット):杉山里穂さん演じる共和国の研究員でレーナの同期。アネットの父がパラレイドを製作者でその残酷な研究内容から自殺した。その報いを継ぐようにアネットが引き継いでいる。レーナの良き理解者で話し相手だが、レーナの理想話に激怒する。実はシンと隣人関係で自らも差別を行ってしまった事から自分の人間性と世の流れに逆らえず何も出来ないと負の念を抱いている。シンが生きている事を知り罪滅ぼしか、レーナの言葉に考えを変え手を貸すようになる。お菓子作りが好きでレーナに試食をさせている。アネットも成長したよね~。アネットの気持ちも分かるけど、最終的に逃げなかったのは素敵だった。レーナとの人間関係も良かった。

●キリヤ・ノウゼン:上村祐翔さん演じるフレデリカの近衛騎士。戦争で正気を失い、フレデリカの処刑を聞いた事で憎悪しレギオンの群れに呑まれレギオンの羊飼いになった。その憎悪は凄まじくキリヤ機の破壊威力は町がほぼ吹き飛ぶ長距離砲だ。可愛そうだなって思ったのは、実際フレデリカは生きていてマントを処刑台に飾っただけだった。その事を知っていればあそこまで落ちる事はなかっただろうと思うと「誰か教えたれよ!!」と思う。最後はちゃんとフレエリカを守る騎士として終えて良かったね。

●レフ・アルドレヒト:楠大典さん演じる86の整備隊長。アルバのレフは妻子がコロラータだった。その為86へ来る事を決意したため紙を染め目を隠すようにサングラスをしている。特別偵察が来た時のみその隊員たちには自分がアルバだと押している。恨みを自分にぶつけるよう言っているがみんなしてくれなく死ぬタイミングを見失っていると言う。妻子は亡くなっている。結局レフのオッチャンも良い人だから誰もそんな気を起こすことはない。

●ユージン・ランツ&ニーナ・ランツ&エルウィン・マルセル:田丸篤志さん、朝日奈丸佳さん、高梨謙吾さん演じるギアーデ連邦編での兄妹と同朋。シンと図書館で出会うランツ兄妹。妹想いの兄ユジの事を案じるシンは退役を進めるもしなかった。戦死してしまう兄にレギオンの生贄にならぬ様シンが止めをさした。マルセルはシンに嫌悪感を抱いておりニーナに兄を殺した事を攻める様な手紙を書かせ渡していた。ユジも死ぬと思ってなかったから早いよーって叫んだ。なんでユジなのよと。良い人なのに。憎まれっ子ってやつで性格の悪い方が残っちゃう。でも最後はちゃんと謝ってたからマルセルも成長したね。一番可哀想なのはニーナよね。。

●エルンスト・ツィマーマン(大統領):内田夕夜さん演じる連邦の大統領。彼の理念が強すぎて時々見せる真の顔が本当に怖い。恐らく過去に自分の子供を失っているのかな?子供が戦わないと成り立たない世界なら滅んだ方がいいと思っている。通常は気のイイテンション高いおじさん。内田さんの声ダンディーでいい!

●グレーテ・ヴェンツェル(開発者)、ヴィレム・エーレンフリート、リヒャルト・アルトナーさん:植田佳奈さん、興津和幸さん、山本兼平さん演じる連邦の上層部。グレとヴェレが恋仲だったのが一番食いついたww付き合ってたかは分からないけど、ヴェレの告白を断っている。結局違う男と結婚したグレだけど旦那は戦死してしまっていた。若干の過去の恋相手もありヴェレは気にして見守ってあげているのかな?と思ってそこの事情ももっとKWSKと思ってしまったwwwリヒャとグレは先輩後輩関係で、86に対して冷たいのかと思ったリヒャだけど実話優しい人だった。続きがあったらここの人間関係とかも面白くなっていきそうだなと。ヴェレも冷たく見えて案外優しいのか?

●シデン・イーダ(キュクロプス/元女王家臣団):泊明日菜さん演じるシンたちの後のスピアヘッド?なのかはわからないけどレーナの右腕的存在。もっとシデンの事知りたかった。シンたちの事もありレーナとの信頼関係は深く築いている。

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