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◆作品No.96 甲鉄城のカバネリ


🔴作品紹介🔴


放送期
2016年4月7日春

character
▼ 甲鉄城一行(駿城はこうてつじょう)
生駒(いこま):畠中祐
無名、穂積(むめい、ほずみ):千本木彩花
四方川菖蒲(よもがわあやめ):内田真礼
来栖(くるす):増田俊樹
逞生(たくみ):梶裕貴
鰍(かじか):沖佳苗
侑那(ゆきな):伊瀬茉莉也
巣刈(すかり):逢坂良太
吉備土(きびと):佐藤健輔
鈴木鍛左衛門(すずき たんざえもん): マックスウェル・パワーズ
四方川堅将(アヤメ父/よもがわけんしょう)
▼武士
仁助(にすけ): 佐藤拓也
樵人(しょうじん): 四宮豪
雅客(がかく): 大西弘祐
歩荷(ぼっか): 東龍一
服部(はとり): 村上裕哉
倉之助(くらのすけ): 鷄冠井美智子
▼子供
一之進(いちのしん): 逢田梨香子
小太郎(こたろう): 川上彩
小夜(さよ): 池永麻希
二之介(にのすけ)
下緒(さげお): 小堀友里絵
小柄(こづか)
▼六頭領
阿幸地(あこうじ): 遠藤大智
間瀬(ませ): 平井啓二
萬鬼(ばんき): 拝真之介
修蔵(しゅうぞう): 大隈健太
天祐和尚(てんゆうおしょう): 坂本くんぺい
生松(いくまつ)奥田寛章
柄巻(つかまき): 布施川一寛
矢作(やはぎ): 篠原幸太郎
▼狩方衆(かりかたしゅう/駿城は克城(こくじょう))
天鳥美馬(あまとり びば): 宮野真守
滅火(ほろび): 遠藤綾
瓜生(うりゅう): 石川界人
沙梁(さはり): 星野貴紀
非重莊衛(あらた そうえい): 小形満
四文(しもん): 木村雅史
蕨(わらび): 早志勇紀
▼顕金駅(あらがねえき)
四方川堅将(アヤメ父/よもがわ けんしょう): 土師孝也
渡貫(わたぬき): 藤原貴弘
百矢(ももや): 佐々木義人
信及(しの): 沢井美優
胡瓜(きゅうり): 布施川一寛
西瓜(すいか): 宮武嵐
▼八代駅
榎久(えのく): 松田健一郎
▼倭文駅
広塚(ひろつか): 小山剛志
小源太(こげんた): 高口公介
山崎(やまざき): 中博史
▼磐戸駅
前田(まえだ): 布施川一寛
板垣(いたがき): 志村知幸
▼金剛郭
天鳥興匡(あまとり おきまさ): 大塚明夫
牧野(アヤメ叔父/まきの): 最上嗣生
梶原(かじわら): 四宮豪
▼海門駅
駒井景之(こまい かげゆき): 三木眞一郎
駒井深雪(こまい みゆき): 逢田梨香子
雲母(うんも): 花輪英司
ハガネ : 鷲見昂大
ササラ : ふじたまみ
ハリ : 金魚わかな
▼北陸連合軍
玄路(くろじ): 手塚秀彰
カガミ : 間宮康弘
マクモ : ヤスヒロ
ジャコウ : 大隈健太
虎落(もがり): ボルケーノ太田

★推し様出演 : 梶裕貴氏

オープニングテーマ
「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」-EGOIST
エンディングテーマ
「ninelie」-Aimer with chelly(EGOIST)

監督
荒木哲郎
脚本
大河内一楼、瀬古浩司
キャラデザ
美樹本晴彦(原案)、江原康之
アニメーション制作
WIT STUDIO

★あらすじ★
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜に覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。極東の島国である日ノ本(ひのもと)の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは分厚い装甲が施された装甲蒸気機関車(通称、駿城(はやじろ))のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒(いこま)。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒(づつ)」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城(こうてつじょう)が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。その夜、生駒が無名(むめい)と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ!顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒でカバネを倒す!―――こうして、本当に輝く男になるための生駒の戦いが始まるのだった。




🔶感想🔶

<評価:S>
視聴2023.1.4

<感想>
おほほ〜。いやいやいや。凄い。まだ良いのが残ってるね~!
12話1クールで良くぞ纏め終わらせましたね〜。本当によく終わらせた!
でも、大まかな背景と生駒と無名の約束は終わってないのでまだまだ続くエンドです。組み合わせが結構難しそうな所(下記詳細書いてます。)を上手い事融合させているのが凄いです。ストーリーも分かりやすくて非常に観やすい。私の好きな拗らせた人が出て来るのでめちゃくちゃ面白かった‼︎
何より感動するのは作画の美しさ!それだけでも見る価値あります!
まずはざっくりあらすじを
〝突如現れた不死の怪物。後にカバネと呼ばれる者が世界に出現した。極東の島国、日ノ本(ひのもと)ではカバネの脅威から身を守る為駅と呼ばれる砦を各地に作っていた。駅間の移動手段は装甲蒸気機関車、通称駿城(はやじろ)のみであった。鍛冶職人の主人公生駒。ある日暴走した駿城が生駒のいる駅に到着する。パニックになる駅。生駒の運命は・・・〟
ものすごい端折って説明しましたがこんな感じのお話です。
一括りとしては綺麗に終わりました。
本作が伝えたかった事は、カバネの世界を生き抜くのにどう行動するか。どうあるべきなのかという事。窮地に立った時のその人間の本性や実態を描いている。中心となるのは主人公2人だけど周りのキャラの心情行動もとっても面白いです。
本作の良さの一つが、物語が分かりやすい事。相関図は簡易だし用語もさほど出てこない。背景の謎はあるものの、囚われてしまうと視聴が止まってしまうので、そういうものだと受け入れると良いと思います。
ただ人数が多いのでメインキャラ以外は誰なのかさっぱりわからないw解らなくても問題はないです。前半はこの世界のしくみを知るもので、後半は復讐劇になっていく。これもまた自分好みの拗らせキャラがいて面白さに拍車をかける。

※ここからネタバレです。
結局の所、天鳥親子のイザコザにみんなが巻き込まれた感じw
後半はこの美馬(ビバ)の復讐がメインになってくるので、カバネの存在も少し忘れる。カバネの世界になる前より父である興匡(オキマサ)は息子美馬に対し王座を奪われる恐怖心に捕らわれていた。積み重なる美馬への態度に美馬本人が恨みを募らせたのね。興匡は自分可愛さに美馬を捨てた事に報いが来るのは自業自得で仕方ない。そして美馬もまた興匡の恐怖心に捕らわれていたのかなと・・・そこから抜けだせなく苦しんでいたんだろうね。
だからこそ、弱く非力な生駒だが一つの信念を貫き強大な敵でも向かう姿勢、臆病を捨てれる事と普通の人であろうとする姿に憧れ、恐れ、喜びを見出したんだろうね。
最後生駒に臆病ものを見つけたと言う所と立てと強く言ったのはそんな心境から来ているのかな?ビバを
非道だと思うけど、最後は生駒に白結晶を打ち込む、自分の仲間を生き残す行為その優しさがあるだけに本当に可愛そうな人なのよ。
でも最後はやっと解放されて良かったねと思った。無名に生駒と生きろって背中推したのかなと。
生駒は所々うじうじするので苛っとするんだけどそれが普通よねwでも結局前を向くのは主人公でヒーロー(英雄)なのよね。
生駒の妹トラウマもあるから余計ね!
最後は美馬の話で終わるのよね!だからカバネの謎は解らず終いだけど、無名がカバネリの謎と慕っている理由は分かる。

最後まで見てOPの来栖がお前は「何者だ?」のセリフの意味が分かって感動した。初めなんでここ会話してるんだろう?と疑問に思っていたが、最後に回収して来るんだよね~!!!!演出~!すごい~!「そういう事か~!!」となりますw


作画が何となく90年代を彷彿とさせるのが良い。あの頃の戦艦とかロボとか戦う作品の良さと言うか分かるかなー?(分からねえかw)
作画の美しさがえげつない。凄いです本当に。それに加え戦闘シーンも半端ない。躍動感は勿論の事、あえて引かず近いカットにすることでより臨場感が増すと言いますか、「なんなの!!震える!!」と凄さに怒りをぶつけたくなるあのヲタ特有の感情になる。細かい部分も綺麗に描かれているのでそれだけでも見応えがある。数少ない良作画作品と思います。OPEDも綺麗というより美しいがしっくりくる。またエゴイストが良い♪


組み合わせの凄さとしては、ゾンビ、時代劇、スチームパンクこれを古くなり過ぎずかといって新し過ぎずファンタジー過ぎずで過ぎず多くて感動した!近未来のようで江戸時代のようで。

あの駿城の狭い中だけで生きていくのがハラハラする。カバネから逃れるために町を捨てるって発想も面白い。だってずーっと走り続けないといけないんだよ!?いつか限界くるでしょ・・・。止まったらと思うと怖っ。

1つ自分自身が泣けなくて残念だったのは、たくみ!本当に死んじゃうのは哀しすぎ。。助かった展開なかった~。一番泣く所なのに泣けなかった。悔しい~。

キャラ一人一人言うと長いので最後に来栖が菖蒲に顔を赤らめるの大好物でした♡
海門も見たい~!

★謎★

・カバネの発生源と原因はウイルスなのか?そもそも発生源が分からないが、公式には世界中と記載がある。舞台は日ノ本(日本)だけどどこから広まったのか?
・男のカバネリが珍しいと言っていたけど基本女のみ?だけど美馬もカバネリだよね?ん?

・ソウエイはどうなった?かなりの科学者だから一緒に同行した方が有効だよね。

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