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【パワスポレポート】京都編〜月読神社

京都にある月読神社。
古事記の中でも謎が多いとされる月読命を祀っています。

松尾大社摂社になります。
松尾大社から5分ほど住宅地を歩いていくとあります。

女神なのか男の神様なのか。
それすら不明とされますが、こちらにいらしたのは女神様なのかなと感じました。

こちらは月延石。
突然崩御された夫である仲哀天皇の御子を妊娠中に、天皇に代わって戦いに出かけなければならず、出産を遅らせるのにこの石を使ったとか。

その後産める時期がきて、無事安産だったので、安産のお守り石として知られるようになりました。

諸説あって、そっちを書きたいけど、叱られるのでかけません(笑)

月読神社と、私の研究メインテーマの一つ、秦氏は深い関わりがあります。
何せ秦氏のご先祖は弓月君。
もともとウイグルの近くにあったとされる弓月国から来たとも。
ただし諸説あり、そんな国はなかったとする人もいます。

私はつねに、どんなことにもフラットでいられるよう、全てにおいて絶対ある!とも絶対ない!とも思わないようにしています。
だけど、あったら浪漫を感じますよね^ ^

ただし、渡来人である秦氏の祖先が弓月君なのは、歴史書にしっかり残っています。

月読神社はどこか出雲的な空気を醸し出していました。

実はこの月読神社、もともとは亀岡市にあったようです。

今回の旅で亀岡市の出雲大神宮に立ち寄った時に道に迷い、この月読神社がもともとあった場所まで行ってしまったのです。

時間がないのに遠回りして、泣きそうになりながら走っていたのに、突然
「立ち止まって写真撮って!」と指令が頭に降りてきて。

なのでわざわざ立ち止まって、なんでこんなところの写真撮らなきゃならないの?と思いながら撮っていたこの辺りに、かつての月読神社があったのです!

小川月神社と呼ばれる神社で、出雲大神宮の鎮座よりも古く、同神社と同等の神社であったとされます。
すごくないですか?

知らなかったのに、めっちゃくちゃ道に迷い、ありえないほどの遠回りをしてしまったことで、たった今行った神社より古く同じくらいの社格を持つ神社にうっかりたどり着く。

神様が教えてくれたとしか思えない。そう感じました。これだから、パワースポット巡りはやめられないのです。この辺りを開発した秦氏の創祀されます。

楽しい!

嵐山で誰もが知る渡月橋がかかる川を灌漑したのも秦氏。
もっというなら、平安京はもともと秦氏の邸宅だったものだし。

そんな曰く月の謎の一族秦氏が創建した月読神社。

とにかく京都は奥が深いのです!


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