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マッチングアプリにいたヤバい男の記録

マッチングアプリは、真剣に恋人や結婚相手を探す人がほとんどなのですが、なかには残念ながらヤバい男もいます。

「ヤバい男」というのは、たとえば既婚者や遊び目的で利用している人、ネットワークビジネスや宗教勧誘する人などです。

そんなヤバい男に引っかからないために!これからお話しする私や友人の体験談をもとに、見抜く目を養ってください!恋活女子に幸あれ。

ヤバい男その1:キープくん

じつはこの人、マッチングアプリではじめて直接会った男性です。見た目はフツメンで清潔感がありメガネで、第一印象は比較的真面目そうでした。

メッセージのやり取りも毎日、2週間以上も話していたので、そろそろ会ってみたいなあという気持ちになり、私からお茶に誘いました。

実際会って話してみると驚くほど話が上手で、お茶をしているだけでも延々と話が続き、本当に楽しい時間を過ごせました(私は)。

その日は夕方ごろに別れ、翌月にデートのお誘いがあり、また一緒に丸一日、夕方まで楽しく過ごしました(私は)。

はじめてLINE交換してからほぼ毎日、何度か話すほどよく会話をしていたので、すっかり私は「これは付き合えるかも?」とその気になってたんです。

そして毎日LINEをしつつ、また一緒にどこか行こうという話になったので、また会えるんだ~うれしいな~と、はしゃいでいたのです、が。

もう二度と会うことはありませんでした。

またどこか行こうという話になっても具体的に日付などを言ってくれず、一向に誘ってくれないので、私から誘いました。

すると、「いま繁忙期だから難しいんだよね、ごめんね」「再来月まで待って」などと言われて、そうなのかあ…と思いしばらくまた毎日LINEだけしました。

再来月になり、またお誘いをしてみると、その日はあれが~これが~などとはぐらかされ、またも断念。

そしてついに、半年くらい経ってから「○日なら行けるよ」と連絡が来たので、やっと会える!と思っていたんです。

すると、その前日に「ごめん風邪引いた」このあたりで、なんだかおかしいなあと思いました、いや、じつはもうだいぶ前から思っていたのですが…

はじめて直接会って、毎日LINEしていて、一緒にいて本当に楽しいと思えたので、手放したくないと、現実を見ないようにしていたんだと思います。LINEはいつも秒で返事が来ていましたし。

そして、ドタキャンされた怒りもあり、もう私から連絡しないようにしよう、と3日くらいなにも連絡しませんでした。これでフェードアウトでもいいかなあと。

すると、3日後「どしたん?連絡ないけど」とLINEが。は???ですよね。なんなんだ弄んでるのか?という話です。

そんな感じで会うこともないまま、連絡が来るので返さないと、と思ってしまい、LINEだけのやり取りをだらだらと長いこと続けてしまいました。

そして知り合って1年くらい経ったころ、私の誕生日に連絡が来て以降、一切音沙汰がなくなりました。返せピュアだったころの私の時間を。

なんのためにここまで長いことキープし続けたのか、暇つぶしだったのか、ヤツの真意は分からないままです。

この一件があって以降、マッチングアプリでは複数人と並行してやり取りして、ちょっとでも違和感を感じる人は切り捨てるようになりました。

やはり、複数人を並行すると、特定の一人に対して盲目になってしまうことがなく、冷静にお相手を見極められるのでおすすめです。みんなやってますし。

ヤバい男その2:投資セミナーくん

この人は、知り合って何人目かもう覚えていませんが、身分証の提出が名前を隠してもOK!といったようなゆるい恋活アプリで知り合いました。

こういう、身分証提出のゆるいアプリは、営業目的などで利用する輩も登録しやすいので、あまりおすすめできませんね。

当時の私は、失恋の傷を癒すためにとにかく新しい恋で塗り替えたいと、マッチングアプリを5個くらい同時運用していました。。

そんなとき出会った投資セミナーくんは、それはもうめちゃくちゃなイケメンでした。いいねがついたときは本当に驚きました。

え?芸能人?くらいのキリッとした爽やかイケメンで、いつもは直接会う前に本気度を見極めるため、1週間くらいメッセージのやり取りをしているのですが、この人を逃したくない!と焦り…

マッチングして1週間しないくらいで「会おうよ」と連絡があったので、比較的すぐに会う約束を取り付けました。

いま思えば、本当にこんな人間にガチイケメンが来てくれるはずないんですけど…もの好きかなって思っちゃったんですよね…。

会うのに指定されたのは表参道のオサレすぎるイタリアンなカフェバー。いつもは断るはずの夜に、ホイホイ行ってしまいました。

会ったらやっぱりガチイケメンで、めちゃくちゃ緊張しながら趣味とか、そういう他愛もない話を30分くらいしたころでした。

「いまどんな仕事してる?」といったことを聞かれて、いまの仕事の内容とか、でも下っ端だし全然安月給で~的なことを言ってしまい…

「そうなんだあ、副業しようとか思わないの?」と言われ、ん…?と思ったら「僕いまさ、ある先生のおかげで生活がすごくうまくいってるんだよね」

「先生」

この単語がめちゃくちゃ気持ち悪く感じ、あ!いますぐ帰りたい!と思ったのですが、突然帰るのもなんか怖かったので、話だけ聞くことに。

すると、ずっと手元においていたMacbookをスウッと回転させてこちらに見せてきました。投資セミナー。あ~ほらやっぱこういうことじゃん!と、脳内。

「来週にね、僕の先生が登壇するんだ。本当にすごい人でこんな機会滅多にない。大事な、君だけに教えたくってさ。一緒に行こうよ!」

「ああ~来週は忙しいですね。」すっかり冷え切った目でそう伝えた途端、向こうの声のトーンもUSJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドくらい急降下し「そっか」。

「じゃあ、今日はこれで」「それじゃ」一方的に帰れと促されました。いや!帰りたかったけど!露骨すぎるだろ!とイラッとしました。

時間をムダにしたけど、でもコイツのおかげで投資セミナーってこうやって勧誘することもあるんだなあと勉強になったので、よしとします。

それにしても、この人は勧誘が下手ですよね…笑。でも、顔はたしかにガチイケメンだったから、心底ホレちゃった人だったら行っちゃうのかなあ。

副業とか副収入とか言うやつはダメ絶対!あと、ちなみに友人の元彼は3回連続、宗教勧誘の女性と会ってしまったのだとか。逆にすごい。

ヤバい男その3:近海漁業くん

これは友人から聞いた本当にあった怖い話です。友人の友だちであるAちゃんが、マッチングアプリで彼氏ができたと喜んでいたそうです。

しかし、しばらくしてAちゃんが「調べてみたら、彼氏がまだマッチングアプリやめてなかった」と相談してきたとのこと。

これを共通の友人であるBちゃんにも相談してみたところ、「えっ!その人こないだマッチングしたばっかりの相手だよ」と…。

そしてなんと、別の共通の友人、Cちゃんともやり取りしていたことが発覚!(私の友人がこの子たちにアプリを勧めたからみんなやっていた)

その理由ですが、この男性、近所に住んでいる同年齢の女の子を手当たり次第にいいねしまくって口説いていたクズだったのです…。

同じ地域、同年齢の女の子をまとめてターゲットにしたせいでこんな形でバレるとは…なんと滑稽というか、そうなるという発想がなかったのか。

結局、Aちゃんは早いうちに別れたようで、みんなで運営側に通報もして、被害は大きくならずに済んだとのこと。その点はよかった。

同郷出身の気になる相手がそんな人じゃないか不安な人は、写真を友だちに見せて「この人見たことある?」と聞いてみるといいかも…

まとめ

世の中には女癖の悪い遊び人やパチンカス、ヒモ、借金持ちの人などがいるように、マッチングアプリも社会の縮図。当然いろんな人がいます。

ここで紹介したのは本当に一握りのクズなので「マッチングアプリって怖いからやめとこ」と考えてしまうのは気が早いです。

個人的に恋活で一番効率がいいのはマッチングアプリだと思っていて、なぜなら求める条件を絞り込んでピンポイントにアプローチできるし、在宅で好きなときできるからです。

一気にたくさんの異性と延々喋りまくらなきゃいけない街コンや婚活パーティーよりはだいぶ気も楽です。

実際に私や友人もアプリで知り合った人と結婚しています。まともな人は絶対いるので、これを読んで尻込みせず、果敢にチャレンジしてみて欲しいと思います。


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