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あなたらしくいてね Your Best Friend

「ずっと You're my boyfriend.」

10年前、
倉木麻衣さんの「Your Best Friend」と言う曲を
よく聴いてました。
※アルバム『OVER THE RAINBOW』収録。

この歌詞を聴くたびに
思い出さずにいられない人がいます。

彼(以下、H)との出会いは遡ること約10年前。
大学の研究室で、
一緒の実験グループになりました。
第一印象は、「何!?この強烈なオーラ」

「この人と、どう接したらいいんだろう?」
当時、戸惑いを感じました。
それとは裏腹に周りの同級生からは
「お似合いじゃん」と言われる始末。

「え〜どこが!?」と思いましたが、
徐々に同級生の言葉が現実になりました。

「ここの掃除、明日すると連絡しよう」としたら
ちょうど言いところに、Hが登場。
「Kさん(私の旧姓)、今からやりましょう」と笑顔。

似たようなことが何度も続きました。

言葉では説明できないけど、
考えてること、タイミング、いろんなものが
不思議と合いました。

同じ実験グループだけど、
私とHが使ってる薬物が違いました。
お互いに手伝い合ってたので、
実験の結果を気にしてました。

私が1つ学年が上だったので、
一足早く実験から国試の対策に入りました。
Hの実験、どう決着がついたのか
わからずじまい。

気になりつつも、卒論提出後は
卒業試験が立て続けにありました。
更に今まで忙しかった反動もあり、
頻繁に街まででかけてました(苦笑)

さて、私はわからないまま卒業したのでょうか?



答えはNo。
「結局そうなったんだね。お疲れ様」

私の卒業直前に、
Hのポスター発表がありました。
人がいたので、邪魔にならないように
後ろにいました。

そこには、同じ研究室の別の後輩がいました。
「H、来てくださってるよ」と話しました。
主語がなかったので「誰?」と首を傾げました。

私に気づいたHは笑顔に。

大学卒業してからは、一度連絡したっきり。
SNSでお互い繋がっているものの、
ほとんど使っていないため
近況はお互いに不明。

今もしHに言葉をかけるなら、この一言でしょう。
「あなたらしくいてね Your Best Friend」

以上、ちえでした。
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