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ニュースつぶやき:「奇妙な深海生物を一挙に100種以上発見、「歩く」魚も、すべて新種の可能性」

 チリ沖の深海において新種と思われる生き物が大量に発見された話。



 チリのカトリカ・デル・ノルテ大学に所属するJavier Sellanes博士らが率いる国際研究チームが、チリ沖の海山でおよそ100種にものぼる奇妙な生物の確認に成功したとのこと。



 潜航したのはチリ沖からラパ・ヌイ(イースター島)まで連なる海底山脈「ナスカ海嶺」「サラ・イ・ゴメス海嶺」。このうち10座の海山があるエリアに深さ4,500mまで潜航できるROVを降下させ、数々の貴重な発見をしたそうですわ。

 研究がされていない生物ならば、今回発見されたすべての種が新種である可能性もあるはず。想像を絶する見た目の生き物や、キモかわいい生き物、意外と目にした気もする生き物など、その姿はさまざま。今回の発見でのわたくしのお気に入りは、真っ赤なニット編みみたいなお魚。どうやらフサアンコウの仲間らしいですけど、本当に赤いニットを着ているようにしか見えませんわ。ちなみにヒレを使って海底をよちよち歩くそうです。かわいい(*≧з≦)

 驚くべきは、海山によって生物の生活態が異なっていること。すなわち環境がかなり異なっているということです。海だからといって、海山の環境が似ているわけではないのですね!これはひとつひとつの海山がドイルの「失われた世界」になっている可能性がおおいにありですわ!

 深海の探査は、宇宙以上に困難だと言われ、今回の探査も広大な地球の海のほんのわずかな海域にすぎません。光の届かない深海底は、いったいどのような秘密を隠し持っているのでしょうか。そこには計り知れない恐怖と神秘が……




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