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ニュースつぶやき:「藤城清治さん、1世紀のお誕生日を迎える」

 影絵作家の藤城清治さんが今日で100歳の誕生日を迎えた話。


 日本人なら見たことがない人はいないであろう、あの影絵。その影絵を製作しているレジェンド作家、藤城清治さんが今日で100歳のお誕生日を迎えられました!1世紀、おめでとうございます!(⑉>ᴗ<ノノ゙✩:+✧︎⋆パチパチパチパチ



  小人などを主役にすえた影絵の世界は、唯一無二の存在感。影絵でありながら、みずみずしい光に満ちあふれたその世界は、老若男女とわず、幅広い層のファンがおおぜいついています。今なお現役で製作をつづけていらっしゃるそのバイタリティ、お元気さは、常人のそれをはるかに超えていると思いますわ!まさに生ける伝説!

 今回の記事で思い出したのが、栃木県は那須塩原にある、藤城清治美術館。ここは藤城先生の作品をたんまり拝める、ファン垂涎の楽園なのですけども、他の美術館や博物館には見られない、ある特徴的でおもしろいルールがあるんですの。

 それは、シニア割の入場料金。

 一般的な美術館や博物館でシニア割といえば、一律で年齢を設定して、それ以上の年齢の方の料金を割り引くというシステムですね。しかし、この藤城清治美術館、なんとその設定年齢が可変式なのです。藤城先生のご意向により、自分より若い者はシニアとはみなさない、ということで、その時のご自分の年齢以上の人しかシニア割にならないのです!つまり、先生が100歳になられた今日からは、100歳以上の人しかシニア割にならないということ!さすが先生!わたくしたちにできないことを平然とやってのけますッ!そこにシビれます!あこがれますわーッ!



 ちなみにわたくしはこの美術館で、天井が低くなっている所に気づかずに頭をしたたかにぶつけた思い出がございます。ドカン!と大きな音がして、目から星が飛び散りました。漫画のあの表現は、事実にもとづいたものだったのですね。同じ部屋にいたおばさまたちのグループが寄ってきて『アナタ、大丈夫?』と訊いてくるほどには大きな音だったと思いますわ。今でもそうかどうかわかりませんけれども、訪れる際はご注意を。




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