2024/01/15 Perfect Night

 LE SSERAFIMの“Perfect Night”という流行りの歌にどハマりしているのだが、歌詞がめっちゃいい。
大事な友達と、幸せな時間を過ごして幸福感でいっぱいの夜を歌っている。私はこの歌が生まれたことに驚いたし、時代の最先端を行くルセラがこういう歌を歌ってくれることをものすごく素晴らしいと思っている。

 Perfect Nightを聴くと、大学時代の友達の顔が浮かんでくる。この歌は女友達との充実した思い出を呼び覚ましてくれる。男なんていらない!っていう強気なメッセージというよりかは、女だけで満たされた時間を過ごしているからほっといてね!あはは〜、というカジュアルさがある。多くの女の子の感覚にフィットするのではなかろうか。タイトルもすばらしい、女同士の時間に“Perfect Night”と名づけるセンスは、ある種のスマートな抵抗を内包していて、とても支持したくなる。
 女たちを取り巻く、女同士の友情は腹黒いだのいう間違った言説に対して、そうではないと弁解を試みるよりも、この曲の醸す雰囲気は説得力がある。というか、いちいち説明なんてしなくていい、野暮な人たちはほっといて私たちの“Perfect Night”を大事にしよう、という趣。

 この曲は、ちょっと聴くとラブソングのように思えるロマンチックな曲調で、それがとってもいい。女同士だって、ロマンチックに自分たちの友情に浸ることができる、というある種当たり前のことを、世間(主にトキシックな男)はなにも理解していない。この曲を聴くと、もはやそんな奴らの理解なんて要らない、ほんとうにDon't start blowin' up my lineという気持ちになる。

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