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東京ヴェルディの「かっこいいユニフォーム」が飛ぶように売れている理由

サッカーJリーグ(J2)東京ヴェルディのレプリカユニフォームが、飛ぶように売れているようです。

新デザインが毎年発表されるユニフォームにおいて、2020年の東京ヴェルディに関しては販売開始から2日間の売上が前年比で160%、前々年と比べれば370%のアップ。驚異的な上昇率です。

「かっこいいユニフォーム」の理由、それはヴェルディ伝統の緑色のユニフォームにプリントされるスポンサー企業のロゴが「ゴールド」で統一されていることです。実にスマート、実に映えます。

このユニフォーム、最初は常識を疑うところから始まったとのこと。

通常はスポンサー企業のロゴはユニフォームの胸・背中・腕などの部分に貼り付けられますが、「ロゴがユニフォームのデザインを殺してしまっているのではないか」と考えたそうです。

そしてJ1に比べメディアで大きく取り上げられることが少ないJ2ということもあり、メディアへの単純な露出機会の多さというより「話題性でユニフォームと企業の価値を上げられたら」とも考えたそう。

しかし企業にとってロゴは「シンボル」であり「アイデンティティ」。そのデザインには意味や歴史があるので簡単にデザイン変更できるものではありません。ゴールドに色変更するということは、本来のコーポレートカラーとは異なる形での宣伝となってしまう訳です。

そこで「かっこいいデザインにすることでユニフォームが売れ、ファンの手元に届く回数が増え、話題になることが企業にとっても価値があることなのではないか」とヴェルディ側から企業側に提案し、その結果として各企業と手を取り合う形で唯一無二の「かっこいいユニフォーム」の完成に至ったとのことです。

チームと企業の思いが通じたのか、結果は冒頭の通りの大反響。数字となって現れました。2020年シーズンは2月下旬に開幕します。「かっこいいユニフォーム」を身に纏い、スタジアムでサッカー観戦を楽しんでみてはいかがですか?

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