見出し画像

転職で後悔しない人の特徴

みなさんは過去の転職で後悔したことがありますか?

僕の周りでは割とちらほらと「あの時転職していれば」「あの時あの会社に残っていれば」という話を聞くことがあります。

私はというと、全く後悔したことはありません。
公務員を辞めたことに関しても、例外ではありません。

もちろん、「あの時の会社にそのままいたら、今どんな人生になってるかな?」などと考えることはあります。

でも、今までのキャリアを後悔し、嘆くことはありませんし、これからも嘆かなくてよいようなキャリアを選択して歩んでいきたいと思っています。

そんな僕が後悔しない理由は、「自分で決めたから」です。

これに関しては、よく知人の転職話を聞く中でも、後悔しないための大事な要素な気がします。

そしてこれが、転職を後悔しない人の共通点です。

他人に決められたことは言い訳ができる

自分で決めたことと他人に決められたこと。
どっちの方が納得できるでしょうか?

おそらく、自分で決めたことと答える方が多いと思います。

そうなんです。
反対に、他人に決められたことは人のせいにして言い訳ができるんです。

「自分はやりたくないけど親がやれっていったから」「ほんとはこんな事やりたくなかったんだ」などなど。。

なので、よくあるのが転職のアドバイスを他人に求めておいて、そのアドバイスをしてくれた人が良かれと思い「公務員になりなよ」「あの会社が絶対いいよ」と言ってくれたとします。

すると言われた側は、その言葉を咀嚼することなく、その人に言われたとおりに転職を決めたりします。

その方はその後どんなキャリアを歩むでしょうか?

おそらく、転職先でも嫌なことがあったとき「自分はそんなに入りたくなかったけど、人に勧められてこの職場を選んだんだ」という心理になるわけです。

そうなると、どんどん「自分がこの職場を選んだのではない」「自分のせいではない」と自分に言い聞かせていきます。

そして、最終的には人のせいにしてその職場をやめ、以降同じように転職を繰り返します。

人材業界で働いていたころ、経営者の方々がなるべく採用をしたがらなかったタイプの方のキャリアですね。

最終判断は自分で

転職についてアドバイスを他人に求める話を前述しました。

ここで改めて言いたいのは、転職についてアドバイスを求めるのは決して悪いことではないということです。
むしろ、自分が見えない視点からの情報をたくさんくれるのでアドバイスは求めるべきです。

ただ、気を付けるべきなのは、そのアドバイスはあくまでも”情報”として捉え、決断の部分に関しては自分で行うことです。

転職サービスの落とし穴

昨今、転職に関してプロが無料で相談に乗るサービスが増えています。
いわゆる「人材紹介会社」です。

履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、自分のキャリアの解像度を高めるためのヒアリングをしてくれるので、僕も転職の際にはお世話になりました。
特に、初めて転職をする方にはお勧めしたいサービスです。

ただ1点落とし穴があります。

それは、彼らは「企業が人を採用した時点で、企業から料金をもらう」というビジネスモデルであること。
なので、転職者からお金をもらわなくても食べていけてるわけです。

※成果報酬型の人材紹介会社の場合のビジネスモデルです。転職サイトには広告掲載型のものもあるので、その場合は企業からあらかじめ求人広告の掲載費用をもらう形になります。

なので、反対に企業からお金をもらうために「企業に人を紹介して採用させてしまいたい」わけです。
実際はきちんとした人を紹介しないと、企業もそれ以降採用しないので、これは極端な話ですけどね。

もちろん、転職者の気持ちを最大限に考慮してくれますが、企業としてのビジネスモデルがそのようにして成り立っていることは、頭の片隅に置いておくべきです。

それを思うと、最大限に転職サービスを利用しつつも、最終的な決断は自らの責任において行うべきです。


まとめ

結局のところ、転職に限らず大人なんだから自分で自分の判断に責任を持ちましょうって話になります。

繰り返しになりますが、転職サービスや他人のアドバイスは積極的に利用するべきです。

ただ、それを鵜呑みにして行動するのではなく、それを受けて自分はどうすべきかを考えて行動しないと、結局理由もなく転職を繰り返す羽目になります。

少なくとも、これまで人材業界や人事の目線から、様々な方の見ている限りはそのように感じましたというお話でした。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ご質問や、次回以降の記事のリクエストなどお待ちしております!!

この記事が参加している募集

仕事について話そう

いつもサポートをしてくださる皆様、本当にありがとうございます。