見出し画像

季節の肌トラブル。私を救ってくれた myハーブ

何故か毎年、夏から秋の変わり目には皮膚トラブルに悩まされるのでひやひやしている。夏の間の日焼けや食の不摂生がたたったのかと、秋風を感じる頃には猛省するのだけど、どうしたって夏は開放的になってしまう。

そしてこの夏の終わりも例に漏れず肌の調子を崩してしまい、原因不明の酷い首の痒みに苛まれた。

とりあえず本棚からマテリアメディカ(ハーブ辞典)を取り出して、痒みに効くハーブで湿布を作ってみることにした。乾燥ハーブを保管している冷凍庫を漁ってみると、丁度ヨモギセイタカアワダチソウスギナがあった。これらは抗ヒスタミン、抗炎症、保湿、鎮静作用があるので、痒みを落ち着かせるにはもってこいだ。

植物を使った冷湿布の作り方

湯の中に適量(700mlのお湯に対し、軽く一掴み)のハーブを入れて煮出すと、ぐつぐつと沸騰した鍋から原っぱのような香りが湯気に乗って広がる。20分程度、よーく煮出して火を切る。しばらくそのままにして湯を冷ましてから、綿布(ガーゼ)を浸したら自家製の薬草湿布の出来上がり。作り方はいたって簡単なのだ。


温感湿布なら温かいまま、冷感湿布ならその布を冷蔵庫で冷やしておいて、洗顔後やお風呂上がりに患部をしばらく湿布する。汗を拭いたりするときにも、ウェットクロスとして使えるので、外出時にはそれをジップロックに入れて持ち歩いた。鍋に余った煮出し液は入浴剤として湯船に入れて、余すところなく使った。


ここまで熱心に書いたけれど、この湿布療法、1日試してみた結果、大して私の痒みは治らなかった。効いている手応えを感じがなかったのだ。ここで私の感想は「違ったか…」である。処方がヒットしなかったのだと思ったのだ。それでは、と次の手を考えてみる。

そういえば、枇杷の葉のチンキ(ハーブをアルコールに漬けてつくる濃縮液のこと)があったな。今度はフェイスコットンに浸して、化粧水のようにひたひたしてみる。あ、いいかも。つけた瞬間にすーっと引く感じあって、心地良い。ヒリヒリもしない。
あんなに痒くて痒くて気が狂いそうなほどだったのに、枇杷の葉チンキのコットンパックですーーっと魔法のように解消した。数日間辛かった痒みも、それを機に嘘のようになくなった。

時に、フィトテラピーは自分と相性の良いハーブを探す旅だ。

ハーブには似た効果効能を持つものがたくさんあって、前述のようにこれが効かなかったなら今度はこれかな? という具合に同じ効果効能を持つハーブの中から相性の良いものを探ってゆく。その積み重ねによって「MY薬箱」が出来上がってゆくのだ。だから、薬箱の中には恩人ならぬ恩ハーブがいっぱい! 

枇杷の葉チンキの効果効能

実はこれまで枇杷の葉を使いこなせていなかったのだけど、今回の件で途端に信頼感がアップ。
枇杷の葉チンキは切り傷、火傷、ニキビ、虫刺され、水虫、肩こり、喉の痛み、胃もたれ、シミ、白髪などその効果は多岐に渡る優れもの。チンキにしておくと、外用だけでなく内服薬(喉が痛いとか胃がもたれる時に、水などで割って飲む)として飲用もできるのだ。一家に一本持っておきたいハーブのお薬。いつかworkshopでも皆さんと作りたいなぁ。

最後に補足だけど、最初に作ったヨモギ、セイタカアワダチソウ、スギナの湿布も今回私のケースにはヒットしなかったけれど、誰かの皮膚トラブルには効くのかもしれない。日本の田舎の風景にある身近なハーブなので、きっと力になってくれるだろうと思ってる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?