決断って?
皆さんはもし世界がゾンビウイルスによるパンデミックが起こったらどこに逃げ込みますか?また、誰を頭に想像しますか?そして、その人を助けに行きますか?
どうしょうもない男が主人公のゾンビ映画、2004年公開「ショーン・オブ・ザ・デッド」の感想を書いていこうと思います。
もうね、おバカ映画。超最高。なんで!?どうして!?っていうのが何回もある。このジャケ写からよくないですか?主人公のショーンのこの顔。彼はその無気力な性格や態度から恋人のリズに振られてしまう。(デート場所はいつもパブ)友人のベンとヤケ酒をした次の日、街はパンデミックに襲われていた。ショーンはリズを助け出し愛を取り戻そうと計画する...。というあらすじ。
このゾンビが出てくるシーンがすごい。ショーンが気づかずにビールを買いに行ってしまうシーンがわけわからんすぎて面白い。お店も血塗れになってるし死体も倒れてんのになんで気づかないの。そして家の庭でゾンビに襲われことの重大さにやっと気づく。遅ーい!!!でもここでリズのことが真っ先に頭に浮かんでたのはよかったなあ。愛って感じがして。
画像の右の友人・ベンとの関係も良い。馬鹿すぎて話にならないけどショーンはちゃんと向き合ってあげるという感じ。庭でゾンビと戦うところも良かった・。
そしてショーンとベンは思いつく。「まず母を助ける。そして次にリズを助ける。そしていつものパブに行き、ビールを飲みながら事の収束を待とう!」と。
いやいや、家で待てよ。
まあでもなんで助けに行くのかにはちゃんと理由があって。そこの男気は素晴らしいなと映画を見ていて思いました。
私が一番好きなシーンは振られるところかな。せっかくの三年記念日なのにレストランの予約もしてなくいつものパブに行こうと誘うショーン。そんな彼に激怒するリズ。リズの家に行って話をするもリズの「そろそろ決断したいの(結婚)」という言葉に「決断って?」と死ぬほど鈍感な部分を出してしまい家から追い出されるショーンが面白かった。あそこ好き。
こんなコミカルなおバカ映画ですがしっかりグロいです。果たして二人は愛するリズと母を助けパブに辿り着けるのか?是非見てください。
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