人の顔を覚えるためにやってること【ライフスタイル】

私は人の顔を覚えるのが苦手だ。

子供の頃から苦手なので、人の顔を覚えるのは不得意なのだと思う。

しかし、人の顔を覚えられないというのは、大人になって、一期一会が大切になる中で、結構チャンスを逃していることも多いと感じるようになり、最近は覚える努力をしている。

では、顔を覚えるためにはどうすべきか。

まさか、初対面の人に写真を撮らせてというわけにはいかないので、変わりにくい特徴、例えば、背格好だったり、目の形だったりをよく観察するようにしている。服などの身につけているものは明日になると違うものを使っている可能性があるが、短期的に複数回会う予定があるなら、眼鏡や髪型も覚えやすい要素の一つである。

そして、一番のポイントは、それをメモをすることだ。

初対面の人の名前と、特徴をメモしておくのだ。

例えば、私の場合、初対面で会った人にはなるべく漢字やスペルを確認するようにしている。何気なくスマホを出して、例えば「にな」ちゃんだったら、「新菜」ちゃんなのか、「新奈」ちゃんなのかを一度メモ帳などに書いて、「こんな漢字かな?」と聞いてみる。

そこで、間違っていれば修正してもらえるし、仮に「にな」ちゃんだと思っていたのに、実は「りな」ちゃんなだったなどの場合も、初対面なら簡単に修正ができる。最初に間違えるよりも、後から間違えた方が後々に聞きづらくなる。

そして、「いつもメモしてるの?」などと聞かれることもあるが、そこは見栄を張らず正直に「そうなの。人の顔を覚えるのが苦手で、会った人のことをメモするようにしているの。」と答えている。

そして、その人と話し終えた後、あるいはトイレに行くなどの隙間時間に、名前の下にその人の特徴や出身地など会話の内容を書き出す。これはもちろん、極秘だ。親しい人以外には知られないようにこっそりやっている。

ただし、ここでもポイントがあって、なるべくポジティブな内容を残すようにしている。例えば、太った人に対して、そのまま「太った人」とメモするのは最悪だ。なぜかというと、他の人から「この前になちゃんと遊びに行ったよ」という話をされた際、「私もこの前少しお話しした!あの太った人でしょ?」というわけにはいかないからだ。

できる限り他の特徴を見つけると同時に、どうしても「太ってる」が印象に残るようであれば、「背の高く大きな人」とか、「丸顔の親しみやすい人」とか、ネガティブにならないかつ、思い出しやすいようなワードをチョイスした方が良いように思う。

また、漢字やスペルをすぐに打ち込める状況じゃない時は、割り切って、後からメモを書き、後ろに「(多分)」や「?」を入れてもいい。

とにかくその人に関するメモをして、少しでも手がかりを残すことで、100%ではないにしろ、相手のことを少しは記憶の中にインプットすることができるだろう。

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