子供の写真に必要なのは、カメラスキルより笑顔を引き出す力【子育て】

我が家は年に1度、子供の写真をスタジオで、プロのカメラマンに撮影してもらっている。

スマホで撮影する普段の姿も可愛いけれど、おしゃれして、スタジオで撮影してもらう写真はまた格別である。

上の子が3歳なので、これまでに3回、全て別のスタジオで撮影し、どの年の写真も気に入ってはいるが、今年撮影した写真は今までで一番良かった。

何が特に良かったのかというと、子供の笑顔の写真が多いことである。

「カメラのスキル」ということに関しては、飛び抜けて上手か、飛び抜けて下手などでない限り、我々素人には違いが分からない。写真は芸術的な要素もあるため、カメラマンの「個性」との相性もあるだろう。

しかし、笑顔の写真が多いか少ないかは、素人の我々でも分かる。

そして、今年撮影した写真は明らかに笑顔が多いのだ。

これは単純に、子供が成長しているからという理由だけではない。今年はカメラマンさん、アシスタントさん共に、明らかに子供の扱いに慣れていたし、子供の好きなものをよく知っていた。上の子は撮影中、ずっとご機嫌でニコニコしていたし、上の子だけでなく、下の子の笑顔もバッチリ引き出している。

とにかく子供の目線をカメラの方に向けさせ、そこで笑わせるのが上手だった。

もちろん、今年のカメラマンさんは「笑顔を引き出すのは上手だがスキルが低かった」という意味では決してない。スキルについては、少なくとも素人目には、他の年と特別差がなかったように見える。

それに、子供は撮影中にもチョロチョロと動くので、素早くピントを合わせ、画角を決めるセンスなども必要だろう。素人が簡単にできるものではない。

しかし、どんなに画面作りが素晴らしくても、主人公である子供の表情は画面作り以上に大事である。そう感じたので、今年の写真には大変満足しているし、また今年撮影したスタジオ(および、今年のカメラマンさんとアシスタントさん)で、来年も撮影したい。なんて思ったのだった。


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