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幸せを感じるとは  *ケアマネ支援

ケアマネさんだけではなく、支援に当たる方、介護にあたる方、考えたことはありますか?あなたが援助している方が、幸せだと感じるのはどのような時だと思います?

福祉職と心理学の関係とは何でしょう?
心理的支援という言葉もありますよね?

心理学は、人の心の動きや仕組、心理的現象を研究する学問で、心が、そう感じるのかを表した統計だと勝手に思っています。

心理的支援とは、心理学に基づいた問題解決を行う支援で、主に社会福祉士や精神保健福祉士が提供していることとされます。
でも、心理に関係することのコアの答えは?
経営だけでなく、コアコンピタンスは福祉の世界でも必要ではないでしょうか?(異業種に関わるスーシャルワーカーの思考?)

コアコンピタンス(競合他社に真似できない能力)は福祉に関わる誰でもが持っていい能力だと考えて、今まで、ケアマネさんや支援者側の方に説明してきました。

「人が幸せを感じる」コアを考えたことが有りますか?

例えば以前の話です。
利用者のお宅へ訪問しました。
先輩の訪問に付き合い訪問した先は、変形もあるひざ関節痛で長時間の歩行は無理。自宅内では何とか摑まりながら移動していました。

ご主人は20年以上前に死別。お子さんはいません。
この時、80歳。
大きな団地に独居で生活保護受給、人柄は良く、ご近所や長年の友人に囲まれて暮らしています。貯金はいっさいありません。

訪問で、初めましての挨拶を済まし、近況のご様子をお聞きしながら「ケアマネさんが定期的に来るのがうれしい。今日は二人も来てくれるから余計に嬉しい」と歓迎していただき、近況報告も含め、色々話を楽しそうにしました。

お茶を入れていただきました。茶渋のこびり付いたお湯のみに淹れたお茶。飽きたでしょと、次にいただいたコーヒーはお湯に近い薄さ。
暑いからと言って、冷蔵庫でギンギンに冷えたトマトジュースも出していただきました。賞味期限は1年前に切れていました。

この境遇で、この方が幸せだと思いますか?

次にブログに上げるまで考えてみてください。(はい、宿題です}




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