日本で久しぶりに黄砂が合う

令和4年8月末に中国から来日し、日本に住んでいるオウです。こんにちは。初めまして。

今まで、日本語学習時間はおよそ600時間です。「言語を学ぶ上で一番の方法はその言語を使うことだ」と思っているから、普段の生活と自分の考えていることを記録しています。これは私が日本語で書いた練習記事です。

今は日本語のレベルが低いで、表現に誤りがあるかもしれませんので、記事内の問題を指摘していただけると助かります!よろしくお願いします。

先週ある朝、会社に行くために家を出かけようとドアを開けた瞬間、いつもと異なる空の色に気がつきました。晴れた日のはずなのに、霧がかかったような空模様は違和感があった。遠くの高層ビルも、いつものようにはっきりと見えなかった。

このような状態は、実は私にとっては馴染みのある感覚です。北京で20年以上過ごしていた私にとって、このような空気の状態はよくあることでした。今は春ですから、北京には黄砂が流行する季節です。日本まで北京の黄砂が届いてしまったのでしょうか?

スマホで中国のニュースを調べたところ、やはり北京では数年ぶりに強い砂塵嵐が発生しており、日本でもこの砂塵嵐の影響を免れることができなかったようです。

従来通り、今回の砂塵嵐も中国の内モンゴル地域から起こりました。そこでは、過剰な放牧が土壌流失や深刻な砂漠化を引き起こしていたのです。中国政府は数十年間にわたって砂塵嵐の防止を試みてきましたが、未だにこの問題を完全に解決することはできていません。でも、私の印象では、近年、北京の砂塵は多少緩和されているように思います。けれども、ニュースに載っている写真を見ると、北京では今回の砂塵嵐が非常に厳しい状況になっており、数年ぶりにこの程度のものが発生しているようです。

北京で住んでいた時、砂塵嵐に遭遇すると、外を歩いて半時間程度で家に戻ると、顔には細かい砂がいっぱいに付いているような感じがして、特有の土っぽい臭いがします。砂塵が起こりながら、地面で激しい風がないこともあります。砂塵嵐に経験したことがない人は、それを知らないかもしれません。しかし、砂塵と風と両方が同時に起こることもあり、それは非常に恐ろしい天気状況です。もし、この時に雨が降ると、雨が止んだ後に出かけた時、道路脇に停まっている車には、びっしりと泥の跡が付いているのが見られます。まるでダカールラリーに参加してきたかのようです。

日本で初めて中国からの砂塵嵐を目にしたとき、不安とも覚悟ともつかない複雑な気持ちに包まれました。北京の空気の質に比べると、このような状況は全然問題じゃないと思います。さらに、体感としては、普段と比較して大きな違いを感じません。しかし、このぼんやりとした空をひさしぶりに見ると、何となく心に不快な感じを与えました。一方では、中国の砂塵嵐対策の不備に失望しています。他方では、このような汚染が他の国に影響を与え、その国々の人々が中国に対して否定的な印象を持つことになることが悲しいと感じます。

私は、中国政府が砂漠化対策にもっと力を入れてくれ、本当に効果が現れることを望みます。長年にわたり砂塵に悩まされてきた人々が新鮮で清浄な空気を呼吸することができるようになる、早くこの悪天候を忘れることを願っています。

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