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#104 正常眼圧緑内障の危険性

普段、日常生活を送っていて、
意識されることが意外と少ない五感。

視覚(見る)、聴覚(聞く)、
味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、
触覚(皮膚で感じる)の5つの中で
失われると日常生活に
大きな影響を与えるのは
人によって違いはあるかと思いますが
視覚(見る)ではないかと思います。

一般的に人が得る情報の80%は、
眼から入るといわれています。

現在、失明の原因の第一位は、
緑内障になっています。
この比率は、年々増加していると
言われています。

身近に緑内障になってしまわれた方や
緑内障の気があると言われたりしませんと、緑内障の存在やどんな病気か
わからないかと思います。

緑内障は、40歳以上の20人に1人、
70歳以上では10人に1人が
罹患する眼の病気と言われています。

中でも、正常眼圧緑内障
とても増加しています。

眼はものを見るために
眼球内部の圧力によって
眼球を丸い形に保つ必要があり、
この圧力を眼圧と呼びます。

眼圧は10~20mmHgが正常とされており、
眼圧が高くなってしまうと緑内障を
発症しやすくなります。

ちなみに、私が小学5年生のときに
緑内障を発症してしまった際は
眼圧が50mmHgもありました。

正常眼圧緑内障の発症メカニズムは
今のところわかってはいないのですが
視神経への血流悪化によって
視神経の脆弱化などが原因ではないかと
言われております。

視神経への血流は、
首を通る血管から分岐していく形で
血液を流しています。

ですので、可能性としましては、
首こりや肩こり、姿勢異常の
影響で、血流が悪化してしまい、
年を重ねるごとに視神経の脆弱化が
進行してしまい、その影響が
顕著になってくるのが
40歳以降になってしまっている
かもしれません。

また、眼へいっている血管は、
脳へいく血管と兄弟でもありますので、
眼への血流悪化は脳への血流悪化にも
なりかねませんので、
想像以上に注意が必要になってまいります。

眼を守ることは、
これからの未来を守ることにも
繋がるかと思いますので、
首こりや肩こり、姿勢異常などを
放置することなく、メンテナンスを
行っていただければ幸いです。