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夫が考えた「ジュース作戦」

気分の浮き沈みが激しい息子。おちている時は、2階の自分の部屋を真っ暗にしてベットでゴロゴロしているのみでした。
私はそんな息子と同じ屋根の下で生活しているのに、何も力になれないし、どうしたら元気になってくれるのか、いつも考えていました。

結局は余計なことをしない、言わない、息子の今の状況をすべて受け入れ認めることが一番大切なんですよね。

分かってはいるけど、元気のない子供を目の前にしたら、私も混乱してしまい、必死で解決策を探してしまっていました。そこで夫が考えたのがジュース作戦です。息子の気分が落ちている時、仕事帰りにジュースを買っては息子の部屋に置いていました。そこでひとことだけですが会話をしていたみたいです。

「このジュースおいしいらしいよ」
「これ飲むと良く眠れるらしいよ」
「昨日のジュースおいしかった?」

これが効いたかどうかはわかりませんが、ジュースを渡した夜は、私が用意したごはんを食べて、少し会話ができていたような気がします。

私が仕事から帰ってきて、息子がおちていると分かると夫にそれを知らせます。すると夫はかえってくるなり私に

「大丈夫よ、今日もジュース買ってきたから」と。

私は、夫のそのひとことに随分と救われていたように思います。

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