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ママの性事情〜月曜の朝〜(大人の短編小説)

娘が3歳になった。
先週、念願だった幼稚園に入園した。

昨今の私立幼稚園入園事情は私達が子供の頃とは異なり、誰でも自由に入れる訳では無い。

倍率が高く、保護者は願書申込み日の前日夜から門前に列を成して並ぶ。

並ぶのは父親。
つまり夫達が夜通しで並ぶのだ。

朝6時頃に園側から整理券が発行され、人数規制が行われる。定数に達した時点で、その後に並んだ家庭の子供は入園できなくなる。

そんな厳しい競争を勝ち得た中、とうとう迎えた登園初日。

勿論慣らし保育期間だ。
朝9時頃に園まで送って行き、11時頃にお迎え。

我が家の新築マンションから園までは徒歩約15分。程よい距離だ。

今日は夫が有休を取ってくれ、一緒に送って行く。

朝から優しい夫。
娘が生まれてから、夫と二人で過ごす機会は格段に減った。

娘の寝ている間が夫婦の時間で、晩酌したり語り合ったりが理想だったが、体力が持たず娘を寝かし付け中に寝落ちする日々。

34歳の私。
出産前とは体型も変わった。

だけど今日は…特別な気持ちで臨みたい。
これから始まる娘の幼稚園生活、新しい保護者さん達との出逢い。そして…。

薄手のニットマキシワンピを着て、鏡の前でこう言う。
「うん、まだまだ私かわい!」
自分で言う位良いよね。

娘を幼稚園に送り、夫と一旦帰路に着く。
久々の二人きり。

出産前はもっと二人の距離も近かったが、いつも娘が真ん中にいる分、急に二人になるとちょっとぎこちない。

マンションに着き、部屋のドアを開ける。

「瑠菜、大丈夫かな?」
「うまくやってると良いね。てか11時ってすぐだね?!」

夫と娘の話題になる。

「カフェオレ淹れてあげる」と夫が言った。
珍しい。
いつもは二人共バタバタしてるけど、大人だけの、この妙な空間もまた心地良い。

「ありがとう」と言い、ショルダーバックをハンガーラックに掛けている時、夫が後ろから私を抱き締めた。

「えっ?」
と驚く私。

夫は私の耳にキス、次は首、唇にキス。
そして手が胸に触れた。

「ちょっと…、待って。お迎え11時だよ?!もう、すぐに行かなきゃなのに」と私が言う。

夫「いいじゃん、こんな機会滅多に無いんだからさ」

そう言うと夫は私のスカートをめくり上げた。

「ひゃあっ!」

明るい室内に露出する私のお尻。

久々に、しかも午前中だし部屋の中も明るく、ちょっと太ってしまった私の体型が夫に丸見え…

嫌だ恥ずかしい…

そう思ってはいるが、夫の指が下着の上から私のアソコに触れる。

「んっ…」

恥ずかしながら、沢山濡れていたと思う。

そういや排卵日が近い…

最近、排卵日付近の性欲が抑え難い。
暫くご無沙汰だったのも原因かもしれない。

女性は30歳から性欲が上がって行くと聞いていたが、私はそれに当てはまっているかもしれない…

ダラダラと垂れていく私の愛液。

もう…何とでもなれ!(と、開き直った)

今度は私の方からキスをした。
夫に指を入れられたまま、私はベロチューを仕掛けた。

着替えてる時間も無いなと思い、

「このまま…挿れて」と言った。

まくし上げられたマキシワンピ。
露わになる私のお尻。
テーブルに手をついて、後ろからゆっくり夫のモノが入ってきた。

嘘…気持ち良い…
こんなに気持ち良かったっけ?

あれ、ゴムし忘れてる、
じゃなくて二人目も欲しいからこのままで良いのか、とか考えながら。

後ろから胸を掴む夫。
乳首ギューは気持ち良い。

太ってしまったから、あんまり明るい所で裸を見られたくないけど。

バックが終わって、ソファで正常位。
脚を夫の背中に絡めて、が気持ち良い。

私はまたベロチューを仕掛けて、夫のピストンが早くなった。

そろそろイキそう。

「イク…」と夫に伝えると、
「先にイって良いよ」
と言われたので、夫の動くリズムに乗って、ここだと思ったタイミングで、私は果てた。

「中でイッて良いよ」
と私が言うと、夫はこれまでより速いスピードで動き、私の中で果てた。

マキシワンピが!!
少し精液で濡れてしまった…

でも表から見るとわからないから大丈夫。

時計は10時半。
やばい!瑠菜のお迎え!!

私のパンツが無い。
夫が「俺が持っておく」と言い出す。

え???

夫「瑠菜がお昼寝したら、2回戦やろ♥」

えー!!!

それは良いけど、パンツ返してよ…
幼稚園のママさん達に変態だと思われるじゃないか。

(私がノーパンでお迎えに行ったかは、ご想像にお任せします…)







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