人事部、経営層向け。今更聞けないeラーニングの活用方法

◼️eラーニングの基礎知識

eラーニングと
学習管理システム(LMS)について

「全くわからない!」という方のために
簡潔に分かりやすく解説します。

◼️eラーニングとは

eラーニングとは、
インターネットを使用した
“電子学習“です。

英語ではe-learningまたは
electronic learningと書きます。

1950年代に世界で研究・開発が行われ、
1990年代頃からCD-ROM による
eラーニングが普及し始めました。

2020年から2021年のコロナ禍で
は急速に需要が増し、その後も学校法人、
行政組織、医療機関、企業、個人などに
様々な用途で活用されています。

eラーニングを実施しようとする提供者は、
学習目的を明確にし、パソコンなどの
デバイスと教材などを準備すると同時に
「学習管理システム(LMS)」を導入する必要があります。

「学習管理システム(LMS)」とは
どのようなものでしょうか。次の章で説明します。

◼️学習管理システム(LMS)とは

eラーニングを実施するために
必要な学習管理システムとは、
直訳するとLearning Management Systemで、
略してLMSとも言われます。

「学習管理システム(LMS)」とは、
eラーニングサービスを起動するための
基盤となる管理システムのことです。

受講者、教材、講座、成績、
進捗状況などを統合して管理できます。

◼️導入事例

【新入社員研修】
営業職、製造、メーカー、飲食店等
マニュアルやナレッジの共有
属人化してしまっていた部分を解消

【大学のリモート授業】
コロナ禍で導入し、オフラインオンライン
どちらの良さも生かした授業にするためにコロナ明けも活用
美術や技能等は動画を用いた方が説明しやすい。

【資格講座】
薬学の資格、サッカーコーチの資格講座など
資格学習では導入している企業がほとんど。


◼️eラーニング導入によるメリット
【提供者のメリット3選】

●手間と時間を大幅に低減できる
eラーニングでは、受講者が好きな時間に
学習することができるので、

対面式の教育方法や、集合型の研修などで
生じるスケジュール調整の
手間と時間を大幅に低減できます。

●コストダウンできる
eラーニングは大人数に
対応できるにもかかわらず、

ペーパー代、場所代、宿泊費、人件費、
移動費などのコストが殆どかかりません。

教材に関しては、作成時に手間と
コストがかかりますが、その後、
更新時以外は繰り返し活用でき、
費用対効果が非常によいと言えます。

●均一的な教育ができる
OJT(On the Job Training)による直接指導などでは、
講師によって教える内容や質に差が出てしまいがちですが、
eラーニングでは大勢に向けて均一的な教育をすることが可能です。


【受講者のメリット3選】

●いつでもどこでも好きな時に学習できる
決められた時間や場所に合わせる必要がないため、
受講者の都合で自由に学習できるのが、
特に忙しい現代人に評判が良い点です。

さらに、遠方に住んでいても受講可能で、
移動の手間、時間、コストなどが削減できます。

●自分のペースで何度でも復習ができる
理解や習得には、人それぞれのペースがありますが、
集合研修などでは、どうしても平均的な速度や理解度を
ベースに進行されてしまいます。

その点、eラーニングでは、
受講者が納得するまで何度でも
視聴を繰り返すことが可能です。

逆に、一般的な説明速度では
遅く感じてしまう受講者は、
倍速機能が付いたeラーニングであれば、
効率的に学ぶことができます。

●マイクロラーニングを取り入れることも可能
最近、一部の人びとに
「マイクロラーニング」という学習スタイルが流行っています。

正確な定義はありませんが、
約5~10分の短時間に集中して勉強する手法です。
隙間時間に学ぶことができるため、
忙しい人や集中力が短い人には合っています。

eラーニングでは、自分なりに
途中までで終了することが自由です。

◼️eラーニング実施に必要なもの

IT導入補助金が出ています。(2023年12月26日時点)
eラーニングに必要なソフトウェアとハードウェアの資金も補助金の対象です。

もっと詳しく知りたい方は、コチラ
Linkedinで繋がっている方はメッセージ下さい。

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