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#32 頭が良い人の正体

1週間に1度会社で朝礼を発表することがある。大体3分くらいにまとめて何か話すのだが、今日は自分が担当だったため、しばらく考えていた。
何となくテーマとして身近な体験やニュースから仕事に繋げていくという流れが一応ある。
よくある話題から何か共通点を探していく取り組み。

毎日何かを発信している人達からするとなんてことないのかな。
1週間に1回といえど、なかなか考える難しさを痛感することが多い。

考えることの難しさを朝礼を考える取り組みでも、このnoteの記事を書くことにしても自分には足りなことを日々、痛感している。

頭が良い人はどんな考えのもとで取り組んでいるのだろうか。
自分が見てきた限りでは、東大などの一流大学を出た人も確かにすごいが、学歴は低いものの、話してみるとすごく知的で行動力のある人を目にすることがある。

頭が良いと言われている人を少し解像度を上げて言語化をしてみる。
といっても、すでにそれっぽい人達が色々なところで発信していると思うが、自分がしっくりきた内容について触れてみる。

頭が良いと判断される項目

  • 広さ

  • 深さ

  • 高さ

  • 回転

  • 発想

広さ
常にBプランをもって進めることが出来る人。
知識量から様々な選択肢を考え抜き、解決策を複数考えることができる。
圧倒的なインプットからでないと、そもそも何も生み出すことはできない。

深さ
自問自答、なぜを繰り返しぶつけることができる人。個人的にはこの、深さを身につけていくことが一番の課題。大体意識をしないと浅い理解の状態で終えてしまう。「なぜ?」の感度が低い人はここで言う浅い理解で止まってしまう。

高さ
全体を俯瞰して捉えて、考えることができる取り組み。経営者はおのずと、高い視点からの判断が必要となるが、一般的なサラリーマンは高い視点からの考え方を意識的に行うなわなければ身につけていくことは難しそう。

回転
仕事を効率的に終えることができる人。ひとつ、ふたつ先を考えながら取り組むことができる能力があり、周りからもテキパキとこなす印象から、いわゆる仕事ができる人に繋がっていく。

発想
これまで得た知識や経験から、新しい何かを生み出すことができる人。
まったく新しい何かはまずない。ほとんどのアイディアは〇〇×〇〇であるため、ただ情報をインプットするだけでなく、抽象化して、共通点を見つけたり、その上で具体化してみたりと、思考の矢印を様々な方向に向けることができる。

頭がよいとされる要素はこれを組み合わせた上で、総合的に判断されることになるが、後天的に何か取り組むときは知識量だけにフォーカスした勉強になってしまっていることが多そう。

知識を増やしていく取り組みは当然間違っているわけではないが、それだけでは足りないという事実をちゃんと理解する取り組みから始めてみたい。

最後までお読みいただきありがとうございます(^^)
何かのきっかけになれば幸いです。


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